金時豆のかき揚げ弁当

朝ご飯を作る手間を省くために近所のうどん屋さんに行く、という選択肢があるのだけれど未だに実行していない。せっかく香川県に住んでいて、そして自転車で5分も走れば讃岐うどんのお店がいくつかあるのに、朝は家で済ませている*1
これは、外に出るには身支度が必要で、ならば簡単な朝食くらいならば台所で作ってしまったほうが手っ取り早いことが理由としては大きい。
他にも、生鮮食料品をため込みたくないことや*2、朝食の準備が生活習慣に組み込まれていること、好きなものを好きな量だけ食べたいこと、節約、挙げてみれば色々ある。

もちろんお弁当作りも、朝に台所に立つ理由のひとつ。
基本的に詰めるだけ、せいぜい卵を焼く程度しか手はかけないけれど、今のところお弁当のせいで遅刻するようなことは無い。いざという時はお弁当の準備を放棄して多少の時間を稼ぐ、つまり時間的なバッファとしての役割もお弁当作りにはあるのだが、幸いなことにまだその切り札は温存できている。

 

考えないお弁当

考えないお弁当

 

 

 

そんなお弁当、今日ははこんな感じ。

 

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  • 雑穀ごはん
  • 金時豆かき揚
  • 黒人参および金時人参のマリネ
  • ワサビ菜の酢みそ和え
  • シメジのカレー炒め
  • 紅大根の酢漬け

どうして香川県民は甘く煮た金時豆かき揚げにするのだろう。

僕はわりと好きだが、これを良く言っている人は未だに観測できていない。でもスーパーマーケットのお惣菜コーナーでは定番のひとつ*3で、うどん屋さんでも見かける。だから皆、日常的に食べていることは確かなのだ。

でも、どういう食べ方をされているのか上手く想像できない品でもある。甘いおかずが海老や鶏の天ぷらのように主役になる風景は想像できない。芋やナスのように他の野菜と盛り合わせてもしっくりこない気がする。

金時豆の煮物を使ってはいるけれど、甘さはほどほどで、豆のほくほくした感じが楽しめる美味しい揚げ物ではある。僕は塩を少しだけ振って食べるのが好きだ。
今回はお弁当に導入してみたが、ご飯の上に乗せて主役とするのはちょっと違う気がした。味の問題ではなくてキャラクターが違う。

あ、書いていて気づいたが動物性のタンパク質が皆無だ。
タンパク質については明日がんばろうと思う。今日はもう寝る。

 

寒い土地の人びとのくらし (日本の国土とくらし)

寒い土地の人びとのくらし (日本の国土とくらし)

 

 

ときめく和菓子図鑑 (ときめく図鑑)

ときめく和菓子図鑑 (ときめく図鑑)

 

 

 

*1:例外として、休日の遅めの朝食に、気になるお店に行くことはある。でもあれはレジャーだ。数年に一度、発作的にマクドナルドのマックグリドルを食べたくなることもあるが、それは病気だ。

*2:買った食材は自分が食べなければ減らない。厳然たる一人暮らしの法則である。

*3:たいてい高野豆腐の天ぷらと並んでいる。

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