夜のコーヒー ── 珈琲と本と音楽 半空 ──

仕事では色々あったけれど、今日はそんなことよりも本を読みたい日。10年ずっと愛読していたSF小説「天冥の標」がついに完結したのだ。

昨晩に電子書籍版を買ってあった。
今日はKindle Paperwhiteを仕事かばんに入れて出かけた。

そして仕事の後に、家に帰らずに「半空」へ寄ってコーヒーを飲みながら、じっくりと小説の世界を堪能してきた。

 

 

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半空(なかぞら)は「珈琲と本と音楽」を掲げるだけあって、夜の読書には最適なお店だ。コーヒーカクテルや小説に出てきたカクテルも楽しめる。
僕は専ら普通のコーヒーしか注文しないけれど、これがちびちびと飲むのに最適な味わいなのだった。読書のペースに合わせてくれるブレンドコーヒーって、なかなか無いです。

 

 

 

読書のみを重視するのならば、さっさと帰宅して家で読めばいい。
でも今日は特別な日。10年の締め括り。
最終巻を読み始めるのだ。

わりと順調かつ平凡だと思っていた人生に何度かの激震が走った10年、それでもこのシリーズは存分に楽しんできた。ならばいつもと違う特別な場所で表紙を開くのが相応しい。

とはいえ、こういう状況で電子書籍は格好がつかない。“表紙を開く”という感触が無い。長い物語の締め括りがどの程度のボリュームで語られるのかも実感できない(目次はささっと飛ばす派なのです)。

 

ともあれそんなわけで今日の日記はこれでおしまい。
今からまた読書の時間に戻る。

あ、お弁当はこんな感じでした。
梅干し入りの混ぜご飯、椎茸と油揚げの含め煮、スナップエンドウと鶏の唐揚げの炒め物、白菜のマリネ、きんぴらごぼう

 

 

お題「好きな作家」

お題「わたしの記念日」

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