へちま文庫。防刃手袋の必要と、もう眠るしかない夜に。

へちま文庫

高松市は古本屋が(街の規模に比べて)多い気がする。
勤め先の周囲にも何店舗かあるし、郊外にもある。
昔ながらの古書肆ではない、若い人達のカルチャー(サブカル)スペースとしての古本屋さん、カフェや雑貨もあるそれが身近にあるのは素直に嬉しい。

 

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今日はそのなかの一つ、「へちま文庫」に行ってきた*1

 

 

広い作業場みたいなところをこざっぱりとした(天然生活的な“リーン”な)雰囲気に改装してあるお店。古い文芸本から子供の本までカテゴリーは雑多で、でも特定の思想の本ばかり選んでいるわけではないのは感じが良い*2

そういえばここはカレーなどが食べられるようだが、今日は食事に関する表示も雰囲気も皆無だった。今度尋ねてみよう。

 

廃材や古い本ばかりだとありきたりなお店になってしまうところ*3、この店はテーブルや棚や椅子がきちんとした新品になっていて、居心地の良さが際立っていた。新品だろうか、細めの角材を組み合わせた家具は見ていて惚れ惚れしてしまう。

 

この素敵な椅子とテーブルで、売り物の本を読みながらコーヒーやお茶を飲むことができる。
今日はカフェラテを頼んでみた。
ストーブの近くの席、ちょっと離れているところでは店主さんが静かに仕事をしている、そして美味しいカフェラテ。申し分のない休日。

 

https://www.instagram.com/p/BtaFaErgn9H/

ずいぶん迷って、本は1冊購入した。

 

丸本淑生のシステム料理学、大昔に読んだ記憶がある。
確か親の書棚にあった。
当時としてはラジカルな料理本だった、らしい。
今となっては科学的に間違っている部分もあるけれど、この本の理屈っぽいところは当時も今も自分の性に合っている。
というか、自分の発想の根を育てた一冊なのかもしれない。大判にして、翻訳調の文章とバタ臭い表現にすれば「maker's」な人達向けの(あるいはギーグ向けの)料理本になりそう。

チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の理系の料理

チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の理系の料理

 
Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

 

 

防刃手袋とニンジン

日曜日の夕方はお弁当の仕込みをする。
ご飯を3合炊いて、何種類もおかずを作り、合間につまみ食いをする。切れ端や味見で色々と口にするから、夕食は不要となる。

今日は全ての仕込みが終わった後に、ふとニンジンを千切りにすることを思いついた。お弁当には不要だが(赤色で野菜のおかずは他にある)、冷蔵庫に放置していたニンジンをそろそろ食べてしまいたかったのだ。

というわけでスライサーでざくざくと千切りを作っていく。
8割ほどのニンジンをマッチ棒より細く切ったあたりで、右手の小指をざくっと切ってしまった。3mm×3mmほどの面積で、皮が綺麗に切れている。それほどえぐれていないので出血は少量、とはいえ作業を続けるのは難しい。
とりあえずカットしたペーパータオルでぐるぐる巻きにした後に、手元にあったマスキングテープで固定して止血とした。
そしてニンジンサラダ(未完成)は塩を振ったあとに密閉容器に移し、冷蔵庫に移した。
2割ほどの未カット部分はその場でぼりぼりと食べてしまう。
最後に左手のみでざっと洗い物をして、今日の作業はおしまい。

 

キーボード操作はできる。でもうっかり小指の先を使ってしまうと、声が出るほど痛い。
絆創膏をどこに収納したのか明確でない点は独り暮らし開始直後の問題点として挙げられるだろう。部屋は十分に片付いているけれど、本来は1箇所にまとまっている筈の救急・ヘルスケア用品が2箇所以上に散在しているのだ。
とにかく今から絆創膏を探す*4。明日からの仕事にも悪影響がありそう。
今日はAdobe illustratorを使うつもりだったが、小指を庇っていては作業が滞るので、もう寝ることにした。

 ちなみにこの文章は音声入力をキーボードで修正している。最近の音声入力はなかなか優秀だ。

 

バンド・エイド (字幕版)

バンド・エイド (字幕版)

 

 

 

寝る前に、防刃手袋を買わなければ。
野菜スライサーを4回ほど使って2回も怪我をしている。1回目はかすり傷、でも今回はしっかり生活に影響するトラブルとなった。
毎回、何かしらの保護具が必要だとは考えていたのだ。
忘れぬうちにケブラー手袋を買おう。
保護具で得られる安全ならば躊躇せず採用する、というのは前々職までに身についた習慣*5で、本来はもっと前に買っておくべきだったのだ。

 

 

まあいいや、指の先を削った程度で済んだのだ。
全体としては平和な日曜日だった。
外は雨、部屋は暖かく、そして空気は湿っている(洗濯物を室内干ししている)。
指の傷は寝ているあいだに乾くだろう。明日は早起きして、illustratorで引っ越し通知を書くのだ。年末年始と色々忙しくて、不義理をしている。それに年賀状を出しそびれた今、何か描きたい欲が出てきている。

 

ひっこしました (祥伝社黄金文庫)

ひっこしました (祥伝社黄金文庫)

 

 

 

*1:駐車場があるのはGoogleのナビが示す地点の反対側。学校の脇、熊野神社の参道っぽいところから行ける。

*2:雑な反原発本やシュタイナー教育やブードゥーサイエンスの本が目立つ店が多いのです、この界隈。サブカルとしてメタな視点で並べるのではなくて、良いものとして提示しちゃうのは困る。

*3:手作り感満載の什器と傷みが激しい名作椅子、ジャンクな収納家具を採用するお店はあちこちにあるけれど、建物も家具も古いと凡庸に見えてしまう。貧乏臭くてもかまわないが凡庸はいけません。

*4:ところで四国における絆創膏の呼称は「バンドエイド」だろうか、それとも「救急バン」か「カットバン」か。こんど職場で聞いてみよう。

*5:書いていて気づいた。保護具、という言葉は一般生活では使われていない。僕は掃除や日工作レベルでもかなり真面目に手袋などの防具を着ける。工場や研究所で働いていて身についた習慣。