オフィス街のお弁当

職場の周囲は飲食店が多くて、しかも安い店もずいぶんあるので重宝している。でも毎日外食というわけにもいかないし*1、職場で手早く済ませたいこともある。

昼にだけ開くお弁当屋さんが近所にあって、同僚達が薦めるので、今日はそこで買ってみた。

いわゆるオフィス街のお弁当屋さんだ。小さな間口に数種類のお弁当が並んでいて、注文すると主菜を盛り付けてくれる。
この店、いつも遅めに昼休みをとることもあり、売り切れてばかり。今日は普通の時間だったせいか、買うことができた。

 

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ナチュラルでオーガニックで無添加を謳う店でもある。
しかしそういう店にありがちな“へんな味”がしない。むしろ美味しい。しっかりした味付けで、料理が上手な友人(プロではない普通の人)に振る舞われたお弁当のようだった。

オーガニック・カフェとか手作りランチのお店、ちょっと発酵臭を抑える工夫をしたらどうだろうか、みたいな料理を平気で出すので苦手。何かしらの工夫を惜しまない個人の店だから面白いところも多いけれど、ハズレな料理は不味さだけでなくその自分勝手さが気になってしまう。
総じてナチュラルでオーガニックで無添加を指向する現代日本人は、「身体の声」に耳を傾け過ぎのきらいがある。あの界隈、根本的な部分からして懐疑する仕組みが備わっていないため、いつの間にか“自分原理主義者”になってしまう。
そういう意味で、このお弁当屋さんは実に希有な存在といえるのかもしれない。そもそも、健康や地球環境は別として、何かのこだわりを持つ人達が作る食事が普通に美味しくて、それが徒歩数分で買えるのだから、まずは寿ぐべきことだと考える。

何より、いつも自分でお弁当を作っている人間としては、品数の多さが嬉しい。今日はメインにチヂミを選んでみたけれど、他に唐揚げや炒め物もある。副菜はそれぞれ量もたっぷり。
しかもこの内容で、ご飯とサラダがついて500円と少し、ずいぶん安い。
東京都心のオフィス街なんて、スーパーマーケットのお惣菜コーナーに並んでいそうなお弁当が800円くらいするのに*2

 

そばと私 (文春文庫)

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ちなみに夕食は「もやしと葱の炒め物(塩味)」と「卵と海老の焼きそば(塩味)」だった。野菜炒めにはめんつゆ漬けの大豆を使った。海老は取引先の人からいただいた冷凍の品。夕食に焼きそばを作る時は、1食分作って半分は食べない。味は落ちるが翌日にまわす。1食分かつおかずも作ると、ちょっと多い。

 

 

シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室

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わたしの十八番レシピ帖[定番もの]

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お題「今日の出来事」

 

*1:今週はお弁当作りを休んだ。体調も崩していたし、仕事も私生活も忙しかったので。

*2:その代わり、本当に外国人向けの料理が売られていることもあるので都会は楽しい。都心で働くのならそれなりの所得が欲しいところ。以前、品川近辺で1週間の出張をした時、現金がもりもりと減っていって驚いた。