■さめ
ようやく行けた「ふじのくに地球環境史ミュージアム」のサメ展。正確には「くらやみの覇者 ─駿河湾のサメにみる多様性と未来─」は見応え十分。思わず図録を買ってしまった。
サメ、好きなのです。
駿河湾でサメ、ということで深海鮫が多く、ということは標本や模型が多くなるのだけれど、説明文や見せ方が上手くて飽きない。逆に、説明をほとんど読まない人には楽しめないかもしれない。
この博物館は常設展部分も見どころたっぷり。おすすめの場所です。
ところでここは、場所も建物も好きなのだ。こういう学校に通いたかった(元は公立高校だった)。
くらやみの覇者-駿河湾のサメにみる多様性と未来- | ふじのくに地球環境史ミュージアム Museum of Natural and Environmental History, Shizuoka
■めがね
静岡県立美術館の「めがねと旅する美術展 視覚文化の探求」にも行く。
これも楽しい展示だった。
県立美術館のポップアート寄りの企画展は毎年楽しみにしている。概ねハズレが無い。
視覚、視野、構図、そういうものに着目した古今東西の(わりと新しめの、ほとんどが日本の)美術を説明付きで展示してあった。平易な説明で、素人の自分でも興味深く楽しめた。時間があったのでじっくり見ていったら、さすがに疲れてしまった。質も量も立派なものだ。
今日は美術館の喫茶室もレストランもお休みで、ちょっとだけ残念。この疲れ具合なら、コーヒーとケーキも美味しかっただろうに。
しかし2日から美術館を開けてくれているだけでも有難い。
というわけで、博物館と美術館のハシゴをした正月2日目。
自分にとっては、美術館や博物館、水族館に行くことが「初詣」に近いかもしれない。神社よりも有り難みを感じる。しかしこの感覚はほとんどの人に伝わらないと思う。
いま家には親戚の子達が遊びに来ている。
僕はちょっと眠い。2日には皆でご馳走を食べるのが我が家の習慣なのだ。お腹いっぱい。