アカエイばかり食べている

https://www.instagram.com/p/BrRtpVEgdSs/

今日のお弁当。

  • ごはん(+塩こんぶ)
  • 鶏肉照り焼き
  • バターナッツかぼちゃ(蒸しただけ)
  • スパイス漬けキャベツ
  • 椎茸とアカエイと小エビの佃煮

キャベツが安いので、適当に千切りにしてから塩で揉み、その辺にあったスパイスミックスとクミンシードをまぶして浅漬け風にしてみた。もりもり食べることができる。スパイスミックスは、いわゆるマジックソルト的な品で、大抵の食べ物がアメリカン味になる優れもの。そのままではなくて、酢や他のスパイス、ハーブと合わせるとちょうど良い。

 

デイリーストック 朝、昼、晩 日々の料理の味方

デイリーストック 朝、昼、晩 日々の料理の味方

 

 

 

 

最近、アカエイを何度か購入している。
魚が食べたいなあ、と遅めの時刻にスーパーマーケットに立ち寄ると、半額あるいは3割引のシールが貼られた切り身が売られている。
元々が安い魚なので、値引きされると生魚とは思えない価格になる。

このアカエイ、人気が無いのだろうか。
静岡では滅多に食べない魚ではある(海に行けばいるけれど、採っている人を見たことがない)。
ここ四国の香川県では、カワハギやメバルに並んで「地の魚」として普通に売られている。

そもそも「地の魚」については、静岡県中部は面白みに欠ける。サバやカツオといった“普通の青魚”が地元漁港で陸揚げされ、魚屋やスーパーで売られる。味はともかく見た感じはつまらない。

香川では、ヤガラやヒラメの類、それから磯の色々な魚が並べられていて楽しい。スーパーマーケットなのできちんと下処理されていて、煮魚や鍋ならば簡単に作れる。こう言っては悪いが「オリーブはまち」よりも断然このバラエティに富んだ魚達を買いたくなる。

特にアカエイは独り暮らしに便利なのだ。
価格もそうだが、生ゴミがほとんど発生しないことが嬉しい。
独り暮らしにおいては、生活におけるゴミの手間が(1人当たり換算で)相対的に大きくなる。さらに、ゴミ捨ての役割分担もできないし、それから一時保管場所も足りない。そういう状況で、生ゴミが少ない、具体的には骨が残らないアカエイは理想的だ。
軟骨魚類ばんざい、である。

今まで経験は無いけれど、サメ・エイの仲間は鮮度が落ちると臭みが生じるという。普通の生臭みではなくてアンモニア臭が発生する。
鮮度が落ちた値引き品ということもあって、帰宅したら最優先で火を通すことになる。「明日に食べよう」という時にも、まず煮る。

先日、そのアカエイの煮魚を作った時に、一部の身と汁を取り分けておいた。醤油と砂糖とアミエビを足して、椎茸を含め煮にして保存、今日こうしてお弁当に使ってみた。

少し残った煮汁部分は煮こごり状に固まり*1、旨みが妙に強い不思議な煮物ができた。酒にも合うのではないだろうか。
お弁当のおかずにしては主張が強いけれど、まあまあ成功だったと評価している。

こういう小さな品を、普通の食事を作るときに分岐して1つ用意しておく。そして、別の日に活用する。そういう自炊生活を続けている。

 

オーロラ ワールド ぬいぐるみ アクアブリーズ アカエイ

オーロラ ワールド ぬいぐるみ アクアブリーズ アカエイ

 

 

*1:上述のように“とりあえず煮魚”にした場合も翌日には固まっている。昨日は最初から身を細かく切り、薄切り椎茸とさやいんげんを加えて薄味の煮こごりを作ってみた。見た目は凝った料理だが、とても簡単にできた。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。