ガラパゴス諸島への旅、土産配りの旅。

ようやく旅の荷物が片付いてきた。
何度も書いているように引っ越しと並行して準備から本番まで行っているので、スーツケースから出した品々を整理するのも一苦労なのだ。実家に残すものと、新居に持っていくものとを分類し、あるいは不要と判断したものは捨てていく。
「旅」と書いた箱に旅行用品を放り込んで、最終的な整理整頓は転居後に行うことにした。ぜんぶを一時に片付けようとすると収拾がつかない予感がするので。

 

安全・快適 旅の道具事典 (地球の歩き方―旅マニュアル)

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それから、先ほどまで靴の補修もしていた。
今回の旅では、ずいぶん前に購入したモックシューズを履いていった。
野外と街を歩き、かつ締め付けの少ない楽な装着感と、防水性と軽さを考えたら、手持ちの靴がこれしか無かったのだ。
旅の道具としては正解だった。
しかし帰路、東京駅の辺りでソールが剥がれはじめた。
そういえば最近ずっと履いていなかったのは、ソールの一部に隙間ができていて、接着剤やウレタンパーツの寿命を感じていたからだった。部屋の隅にある「災害用持ち出しボックス」に入れていたのもそれが理由だった。
慌ただしい旅行準備の最中、その理由をすっかり忘れていた。
ガラパゴス諸島の過酷な環境で壊れなくて本当に良かった。

東京駅で剥がれたといっても、歩行にはまるで問題が無い。側面に目立つ隙間ができたのみ。まだ見た目だけの問題。
ただし、いずれどんどん剥がれてくるだろう。
なので先ほど、ソールとその上にあるウレタン部分、そして靴本体とを分離し、再接着してみた。素人仕事だが、見た感じは十分に修繕できていると思う。
補修部材を購入し、さらに手を入れればさらに良くなるかもしれない。ただしそれには時間と手間がかかるし、そもそも“予備役”扱いされていた靴だったので、もうこの靴はこれ以上の補修は行わない。また災害用予備役シューズとして待機してもらう。

でもアウトドア用のモックシューズ自体は1つ欲しい。
脱ぎ履きが楽で指先に負担がかからず、そしてある程度は水にも強いもの。定番のMERRELLか、その他のメーカーを探すか、とにかく1足買うことに決めた。

 

[メレル] ウォーキングシューズ ジャングルモック メンズ Taupe US 7(25 cm) 2E

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とはいっても今月は買わない。
連続した出張の立て替え払い、引っ越しの諸費用(立て替え払い)、生活用品や家具の購入、パソコンの購入、そして海外旅行と、大きな出費が重なったのだ。カードの請求額がびっくりする数字になっていた。
祖母だったか伯父だったか、「靴は急いで買うものではない」と言っていた。というわけで「欲しいものリスト」に登録し、物欲は1ヶ月ほど封印する。

 

 

 

昼間は友人知人の家を巡り、あるいは友人知人のお店を訪れ、土産を渡してきた。
ガラパゴス諸島には“名産品”というものがあまりない。土産物になるものといえばコーヒーくらいか。というわけでコーヒー、そしてエクアドル本土のチョコレートとバナナチップスを配る。
バナナチップスは料理用バナナ(プランテーン)を揚げた、甘くないもの。これはあちこちで食べた。薄い塩気が気に入っている。

 

[荒井商店] 荒井隆宏のペルー料理

[荒井商店] 荒井隆宏のペルー料理

 
ペルーの和食:やわらかな多文化主義 (慶應義塾大学教養研究センター選書 16)
 

 

 

 

荷物が片付き、土産も配って減っている。
スーツケースもクローゼットの奥に片付けた。明日から少しずつ「未整理」箱の中身を整理して、そして来週には転居を完了する。

僕はだんだん身軽になっていく。

 

トーベ・ヤンソン・コレクション 1 軽い手荷物の旅

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