旅の支度:ガラパゴス諸島

明後日から、南米のガラパゴス諸島へ行ってくる。9日間の旅となる。

 

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

世界遺産 ガラパゴス諸島完全ガイド (Gem Stone)

 

 

仕事を辞めてから次の仕事に就くまでの間に半月と少しだけ期間を空けてもらった。
これは引っ越しなど生活を整えるための期間でもあるし、色々ともめ事もあった前職から身も心も休ませて心機一転、という目論見もある。そして、金は無いが暇はあるこの期間に、そういう時期だからこそ行くことができる旅をしたい、と考えたのだ。

次の勤め先の取締役は前職でも役員で、いちばん親しく相談をしていた上司だった。彼も、それから社長含め仕事で関わった“偉いひと”達は皆、このアイデアに賛成してくれた。「借金をしてでも、行け」と口を揃えて言う。
たぶん年齢的にも、それから立場的にも、長い旅行を自由気ままにする難しさを実感している人達なのだ。僕は彼らほど裕福ではなく忙しくもないが、新しい仕事に就いたらしばらくは海外旅行なんてできなくなる。有給休暇も無いし、なにより見知らぬ土地で新しい仕事を覚えるのに精一杯となるだろう。

というわけで、借金こそしないものの、思い切ってこの長距離ひとり旅に行くことにしたのだ。

 

形式としては、現地到着のガイド付きツアーとなる。
成田国際空港からアメリカのニューヨーク、JFK空港を経由して南米エクアドルのキトまで行き泊まる。ここまで2日間。翌日はグアヤキルという港町からガラパゴス諸島に飛び、そして3日間を島で過ごす。ガイドは英語とのこと。それから今度は2泊を飛行機で過ごし、成田へ戻る。

自分にとっては初めてのことばかりの旅だ。

日付変更線を超えること、
赤道を越えること、
時差ボケが発生する長距離移動を行うこと、
飛行機の中でしっかり1日分の睡眠をとること、
乗り継ぎを1人で行うこと、
スペイン語圏を旅すること、
海外でシュノーケリングをすること、
そもそも国内でも海外でもシュノーケリングは未体験であること、
南米大陸に行くこと、
北米に(乗り継ぎとはいえ)行くこと、

数えてみるときりがない。

 

 

 

なにしろ荷物が多い。
飛行機で快適に過ごすための品々を、手荷物のかばんに収めなければならない。これがなかなか苦労する。このかばん(Kanken)は島を巡る時には水その他を入れて背負うことになる。空港内を歩く時のことも考えなければならない。
それぞれ「飛行機」「島巡り・トレッキング」「書類・貴重品」「パソコン関連」といった小袋を作り、組み合わせて使用することになる。そして出発時には、ほぼ全てを18L のKankenに収めねばならない。


スーツケースに入れる品のほうが、選定は楽だ。
島ということを考慮しても、それほど量は増えない。9日のうちでホテルを使うのは4泊のみ、だから四国へ出張していた時の荷物とそれほど違いは無いのだ。シュノーケリングの道具は現地でレンタルするし(度付きのゴーグルは購入済)、せいぜい医薬品と洗面用具を充実させサンダルを加えただけか。元々、アウトドア寄りの服を多く持っていたので、こういう時は楽だ。トレッキングに使える乾きやすい靴下とかひたすら軽いジャケットは、この旅には最適。

 現在、四国のアパートと実家滞在という2重生活をしているため、旅の道具が分散してなかなかの混乱が生じている。「滞在先でひととおりの暮らしが営めるよう」に旅行かばんへ日用品を詰めていて、それとは別に旅の道具があって、季節外れの服は四国のクローゼットにあって…と旅支度を含めると3重生活、さらに少し前まで仕事関連の移動や出張もあったので3.5重生活くらいの難しさがある。
いつか生まれ変わったら、旅と転勤と転職と転居は時期をずらす人生を選びたい。

トラベルSIMデータ TS-002

トラベルSIMデータ TS-002

 

 

ようやく、今日できる部分のパッキングは完了した。
明日、細かい修正とチェックをすれば、ガラパゴスへ行く準備が完了する*1
島全体が世界遺産、そして自然保護が最優先の土地だから、気を遣う部分も多い。でも、自分としては「死ぬまでに一度は行きたかった土地」なのだ。子供の頃に動物番組で心を惹かれた土地*2に行くのだから、何であれ楽しんでみせる。

 

 

しかし疲れた。
この疲労感は身に覚えがある。
引っ越しの疲労と質が同じだ。出張が続いた時とも似ている。
つまり僕は、夏の終わりから延々と、同じ類の疲れ方を繰り返しているのだろう。困ったことである。今回は仕事ではなく、好き好んでその疲労を身に受けているのだから始末に負えない。

*3

というわけで、明日はともかくその後は不定期に日記を書くことになるかもしれません。なにしろブログを更新できる環境とタイミングがいつで、それが「日本が何日の何時か?」というのが計画できていないので。

まあ、何とかなるでしょう。添乗員もいない、日本語ガイドは一部のみ、そんなツアーでも、ツアーなんだから大丈夫。
日本に来ている外国人観光客のほとんどは日本語ができない。でも旅を楽しんでいる。だったら、英語もスペイン語もできない自分だって大丈夫なのだ、理論上は。

 

お題「行きたい場所」

お題「ちょっとした贅沢」

*1:成田までの交通手段も経路も全く考えていないが、たぶん東へ進めばなんとかなるはず。

*2:大がかりな特別番組も、静かな口調の真面目なドキュメンタリーも大好きだったけれど、クイズ形式の番組が毎週のお楽しみだった。千石先生がいたから、今の僕がいる。

*3:つけめん食べた。知り合いの友人、くらいの人が店長さん。ネギ山盛りが嬉しい。旅の前ということで、こういうがっつりした外食でも多少は健康を考えている。葱は無条件に信用している。