半分、青くて、怒鳴られて笑って。

朝の出勤前に連続テレビ小説半分、青い。」をちらりと見ることがある。家族が習慣として見ているので。

このドラマ、様々なエピソードと突飛な出来事が「戦力の逐次投入」されていて、全体としてとり散らかった印象がある。毎日、きちんと見ていれば面白いのだろうか。今のタイミングで取り入れると「遅れている」感が際立つ“最新のネタ”をどんどん使うのも、NHKらしさかもしれない。

「先が見えないドラマ」ではなくて「終わりが見えないドラマ」である、と職場の人達が評していた。

僕としては、紅白歌合戦で繰り広げられるであろうみっともない小芝居を想像して朝から嫌な気持ちになっている。

 

新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

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ところで今日は朝から仕事でとてもとても嫌な目に遭った。
例の社長の親族氏(同僚)に「辞める人間になんて任せられない!」と怒鳴られたのだ。彼には退職の意を伝えた後から「無責任な裏切り者」と見做されるようになった。実際に「取引先の人達のことを考えたら辞めるなんて普通はできない」とも言われた。職業選択の自由とか、勤め人の負える責任とか、それから取引先へまるで貢献できていないこの会社の成果についてはとりあえず置くとしても、これはまあ気分の良いものではない。というか30代も半ばになってこういう「お気持ち」を言葉にできるあたり、ちょっと怖くもある。

怒鳴られた「任せられない!」対象であるお仕事についても書いておこう。えーと、カードや証書の類を郵便局に持っていって、書留で送る作業です。
そんなもの、新入社員でもできるので、それよりは上司とのTV会議に出席して欲しいと伝えたのだが。

怒鳴って職場を飛び出して、数時間かけて外出して、結局は「普通郵便で送った」と後で言っていたので、なんだかとっても脱力してしまったのでした。「でも安いからあえてそうした」って、この人は書留について何もわかっていない*1

こういう理不尽に遭うことも、仕事を辞める理由のひとつ。

というわけで社長氏に提案して*2この問題社員・社長の親族氏は「早急に実家に帰ってもらって、しばらく落ち着かせて、できることなら自分達が退職するまでは接触をできるだけ減らす」ことにしてもらった。今後、今の勤め先に残るとしても、仕事の内容はがらりと変わるのだ。

たぶんお互いにそのほうが良いだろう。少なくとも仕事はスムーズに回るし、大切な通帳が普通郵便で送られることも回避できる。

 

 

自分はともかく、こういう場に居合わせた年若き仕事仲間達は不幸である。
彼ら彼女らも「辞める人間」なのだ。そりゃあ傷つく。

というわけで時間がちょっと空いた時には、同僚さんの1人が提供する「娘さんの超かわいい動画」を皆で眺めて心を癒やしたのだった。ちびっ子が「人生初のソフトクリーム」を食べた直後の顔、とてもかわいい。かつて「かわいいは正義」と誰かが言っていたが、今日に限っては「かわいいは薬」だった。

 

 

こうしてイギリスから熊がいなくなりました

こうしてイギリスから熊がいなくなりました

 

 

 

*1:社長の親族なのでクビにならず、性格的にも自己評価がやたらと高く、なにより「勉強」に価値を見出さない。つまり無敵の人なのです。

*2:「何かあったらいつでも電話せよ」と“社長の親族氏問題ホットライン”が整備されているのです。ところで僕はこういう状況で、言葉を選んで“提案”というかたちの「お願い」をすることがわりと得意。感情的に訴えるのは切り札として温存する方針。