たぶん最後のブンチャーゾー  ─MAHOROBA─

静波海水浴場の近くにあるエスニック料理店、「MAHOROBA」に行ってきた。
詳しい話は知らないがお店は夏以降に閉めるとのこと。週末のみの営業だから、自分にとっては今日が最後の来店となるだろう。

 

「ブンチャーゾー」このMAHOROBAで食べて大好きになった。前の勤め先の同僚に勧められ、食べてその美味しさに驚いた時のことは今も覚えている。

野菜が苦手な友人も、この汁無し麺はもりもり食べた。なぜか自分も嬉しくなってしまう。そんな美味しい料理と素材の力を、いつだって実感できる場所。

もちろん今日も美味しかった。
「ヤム」は、烏賊に海老、セロリ、れんこん、モロヘイヤ、ルッコラパクチー、ハーブいろいろ、ナッツもたくさんの和え物。彩りも素敵。

ごちそうさま、という言葉がここまでしっくりくる食事も珍しい。
家族に、友人知人に、あるいは別のお店でも「ごちそうさま」は言うけれど、今日はもっと特別な、ごちそうさま、でした。

 

 

お店は、あの素敵な建物も含めて無くなってしまう。
閉店はするものの、店主夫妻には新しい家族ができそうで、それに畑も増えたと聞いた*1。だからきっと、この土地で何かしらの関わりは続いていくはずだ。
だから、いつかまた何かのかたちで僕の暮らしと交錯することがあるのではないか。美味しい料理と野菜と飲み物と甘いもの、それがどんなものかはわからないが、いつか再開する「MAHOROBA」への期待を勝手に抱いている。
いつかどこかで、再び、ごちそうさま、ありがとうが言えたら素敵だと思う。

映画のような、物語のような、不思議なお店だった。
行けば必ず嬉しくなれる、自分の特別。自分にとって(おそらくは)最後の来店日に、大好きなブンチャーゾーを食べることができたのは本当に幸運だった。

 

切なくそして幸せな、タピオカの夢

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キッチン (角川文庫)

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お題「コーヒー」

お題「今日の出来事」

 

*1:週の大半は畑仕事をしているらしい。