桃のパフェとコーヒーと、そしてペンギンと。

前職での同僚、今は友人である人とコーヒーを飲んできた。
まあ、例によって相談事があって話を聞いたわけだが*1、せっかくなので美味しいものをと、清水区のPappusまで足を延ばしたわけだ。良いお店だから紹介したかった(そして威張りたかった)という都合もある。

 

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桃のパフェ、美味しかった。

桃はさいの目切りというのか、スプーンでもフォークでも食べやすい寸法に切って、どっさり載っている。この桃群を片付けるとアイスとクリームだけなのかな、と外観から推測し、その時は少しがっかりした。フルーツが主役のパフェ、かつ飾り気の少ないお店の場合、そういう事がままあるのだ。
でもさすがPappusである。良い意味で期待を裏切ってくれる。
グラスの中には生クリームやアイスクリーム、スポンジケーキババロアなどが詰まっていて、最後まで飽きさせない。さっぱりしたシャーベット的な何かが添えてあるのも嬉しい。

とまあ、友人の相談もしっかり聞いたが*2、そして自分も近況報告と近況から導き出される悩みを話したのだが、そういう人間共の右往左往とは別に、ケーキもパフェもコーヒーも美味しいのだった。世は全て事も無し、とは程遠い土曜日だが、甘いものが美味しいこと、それだけで少しほっとする。
大袈裟に言えば、自分の命はこういう美味しいもので、先に進んでいる。

 

 

命といえば、あとしばらく待てば「ペンギン・ハイウェイ」の上映開始だ。ペンギン・ハイウェイを観るまでは死ねない。そう思いこめる作品やイベントが世界にはぽつぽつと分布している世界で本当に良かった。

 

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

 

 

大好きな原作小説、何度読み返したことか。
予告編を見た限りでは期待して良さそう。
ペンギン・ハイウェイを観たら死ぬわけじゃない。
でも、それでも、明るい目標が近日中にあることが、ふらっと暗くて不可逆的な方向に落ちることを防いでいる、そんな気がする。単調な日常と大きな非日常の間にある、土曜日に出会う美味しい甘いものみたいな存在で繋がれていく自分達。生き死にだけの話ではなくて、でも趣味と娯楽だけの話でもなくて。

 

ペンギン・ハイウェイ 完全設定資料集

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ペンギン・ハイウェイ 公式読本

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ペンギン・ハイウェイ (角川つばさ文庫)

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*1:僕は、僕に話しても仕方がない類の相談を多く受ける傾向がある。理由はその都度聞くし自分でも推測するが、単に「話しやすい」のではないかと結論付けている。

*2:自分なりに助言もした