ぼくプリンアラモード大好き!

この週末は全体的に低調というか地味に過ごしている。
行くつもりだったイベントは台風で延期になってしまった。
買った本がつまらなかった。
しかも、今朝は仕事の電話がかかってきた。

 

 

僕の職場の場合、休日の電話はまず間違いなく無駄で無意味だ。
無駄というのは、仕事上の連絡や報告や相談より低レベルな、聞くだけ損な時間を過ごすということ。
そもそも休日に仕事の連絡をしてくる、という時点で社会のルールを逸脱している。
緊急の業務連絡の類だとしても、職場にいないのならできることはまるでない。そういう仕事なのだ。

で、今日の電話もまた同様の「無駄」だった。
電話をかけてきたのは、以前の日記に書いた「同僚」氏。
出張先から「かつて自分が進めようとして*1、役員に止められた案件があった。その案件を止めたせいで顧客から苦情が届いた。役員の“読み”が間違っていたのだ。そして自分は正しかったのだ」という話だった。

なるほど、顧客の要望に応えられないのは辛い。
でもそういう内容はどうでもいい。
仕事の話で「そらみたことか。自分の言う通りにしていれば良かったのだ」というのは不毛で無駄だと僕は考える。
それは愚痴の変形版だ。
本当に自説が正しいと考えていたのなら、上司だろうが役員だろうが説得する責任がある。立場や能力や組織の壁があるのならばそれらも含めて仕事環境、議論を止めたのに「そらみたことか」は無責任というものだ。
こういう話を休日に電話越しにするのは本当に面倒くさい。
どうせ明日に出社してメールを受信すればわかることで、さらに言うと先輩氏以外は顧客からの苦情も折り込み済みでその案件を止めていたから、やることは特に無いのだった。

熱心ではあるが周囲が見えてない同僚氏、せめて常識は弁えて欲しいもの。

 

kato.hatenadiary.com

まあ、そんな不毛な出来事があるだけで休日というのは彩度を落とす。しかし何もかも投げ出してふて寝するとさらに日曜日は灰色になってしまう。それはよくない。

だから、プリンアラモードを食べてきた。

場所は藤枝市の「Patisserie beaucoup beaucoup:パティスリー ボクゥ ボクゥ」。普通のプリンも美味しいのだから(Instagramで知った)プリンアラモードも美味しいに決まっている。

 

 

 実際に素晴らしい品だった。


外見上は、いわゆる昭和の喫茶店や百貨店やホテルのティールームにあるような典型的プリンアラモードとはまるで異なる。器からして違う。なぜかグラタン皿に盛られている。

フルーツはキウイと桃とマンゴー(?)と苺。お店で作っているアイスクリームとプリン。生クリームはやわらかめ、さくさくした素敵な焼菓子的な何かがかかっている。

個人的な好みで言えば、バナナが無いことが嬉しい。バナナは好きな果物だけれど、スイーツには入っていて欲しくない。これは説明が難しい感情(?)で、今のところ改めるつもりもない。

てろんとした濃厚なプリンは温存するとして、果物を食べる順番が重要となる。
慎重に酸味・甘味そして他の果物への影響、間に挟むバニラアイスの喫食リズムも含め、我ながら理想の食べ進めかたができたと自負している。思い出して嬉しくなるおやつは自分でもそれほど無い。


良いプリンアラモードは喫食パターンを定めやすい。
「邪魔なこいつを先に片付けてしまおう」とか「最後にこれが残っちゃった」が無い。
自分の意思と経験で選んだはずの順番が、いつしか自然に1つの道に収束していく。あたかもプリンアラモードに導かれたかのような、完璧な食べ進み方に収まるのだ。とても楽に、最初から決まっていたかのように。

たとえグラタン皿に収まっていようが、このプリンアラモードはそのバランスと味において完璧な、良いプリンアラモードだった。
このぽてっとした小ぶりの器に収まっていることも、その良さにはもちろん含まれている。

プリンアラモードは不思議な食べ物。
そして僕はプリンアラモードが大好きなのだ。

 

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お題「今日のおやつ」

*1:正確には無断で進めていた仕事。