映画「パシフィック・リム:アップライジング」とピーカンナッツパイ


映画「パシフィック・リム:アップライジング」を観てきた。
招待券をもらって友人達との鑑賞。想像以上の楽しさで、帰りには3人とも大興奮だった。

前作に続いて、怪獣とロボットががっつんがっつん戦うお話。
より中国資本(と技術)が色濃くなっていて、でもきちんと日本が出てきます。アメイジングなマウントフジが素敵。しかし映画に描かれる日本の姿はここ10年で固定されていて(要は渋谷と秋葉原の混合だ)しかも“黒幕の巨大企業”がどの映画でも中国で、なんとも寂しい限り。我が国は確実に衰退している。

 

 

ともあれ怪獣もロボットも、おおむねちびっ子〜ロボ好きおじさんが思いつく「望ましいシチュエーション」が出そろっていて、もうこれだけで大満足。

頭の悪い映画ではある。薄っぺらで、機微も陰影もあったものじゃない。
しかしその薄っぺらさが徹底している。職人的こだわりでひたすら余計なものを削ぎ落とした結果、理想的な「ティーンエイジャー向け大作映画」になっている。わざわざ深みを出すために恋愛要素をシナリオに組み込んだりしないし、心優しいヒロインの想いを綴るシーンも皆無だ。主人公パイロット氏が命令違反でヒロインを助けた事で結果的に世界を救うなんて興醒めだ。そういうものは、ロボットと怪獣の殴り合いには不要なのだ。

これはなかなか出来ることではない。少なくとも日本の特撮・SF映画には無理だろう。

じゃあ何が必要かというと、
どがーんががががどっかーんぎゃーどどどどどしゃきーんどかーん
があればいいのだ。

正直なところ粗の多い作品ではあった。前作のほうがまとまりが良い。良くも悪くも普通の映画になっている。もやっとする部分が無いと言ったら嘘になる。ファンならその辺りだ

お題「コーヒー」

お題「今日の出来事」

けで3時間は話せるだろう。
しかしそれでも、「1st」が楽しめた人にはおすすめできる。デル・トロ作品ではないのだから、デル・トロ風味が薄くて当然なのだ。大作映画の「2nd」はこんなものだと思うし、こうでなくては単なる焼き直しだ。
うん、楽しかった。
行きは「運転」した車を、帰りは「操縦」して帰った。友人夫婦とドリフトして。

 

 

 

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おやつは「Atelier Petit Calin」のコーヒーとピーカンナッツパイ。
ピーカンナッツ、好きなのです。しっかり甘くてこっくりして、コーヒーに合う。
良い土曜日を過ごせた。今からお風呂に入ります。

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