脱走ねずみ

 

帰宅中に、ねずみの群れに遭遇した。
群れといっても4匹か5匹くらい。ハツカネズミ(マウス)にしても小さい気がしたが、車窓から中央分離帯にいたのを眺めただけだから、正確にはわからない。

中央分離帯にある側溝の蓋みたいなところから、次々と湧いて出てくる。そして交差点にある、やはり何か地下設備の蓋みたいなところに入っていった。

ねずみ自体、普段の生活ではまず出くわさない。
田舎で出会うとしたらクマネズミの類か。それでも、何年かに1回ていどの遭遇。ましてや街の路上で小さなねずみを見るなんて、もしかしたら人生初かもしれない。あれは映画の、ニューヨークの貧民街に登場するものであって、平和な静岡県では探さなければ見つけられない生物だと思っていた。

このねずみの群れを見た後に、例えば地震でも起きたらどうなるだろう。うっかり「目から鱗が落ちて」その後はTwitterFacebookとこのブログで「ねずみ地震予知説」を唱えはじめるかもしれない。ご町内で有名な「独自研究おじさん」になってしまうかも。

それくらいに印象的な光景だった。
今もまだ、ぼんやりと考えている。あれは何だったのだろうか。ねずみ的なエクソダスか、あるいは単なる引っ越しか。

 

おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)

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