無印良品のバターバウムと、いーふーふの日。

バウムクーヘン」を「バウム」と略すとドイツ人にとっては何が何だかわからない、と聞いたことがある。ならば「バターバウム」は英独混ざった無茶苦茶な名前なのだろう。

その無印良品のバターバウムを先日買ったのだった。
例のスティック型に切り出されて、個包装されたバウムクーヘン。僕はカボチャ味が好きだが、今日の日記には関係が無い*1
理由は知らないが、種類によって包装が異なる。このバターバウムは、アルミフィルムでの包装。

 

お菓子の包み紙

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(文庫)全国かわいいおみやげ (サンマーク文庫)

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かつて甲斐みのりさんの講座で(世界には様々な講演会がある。カルチャーセンターで開催された、お取り寄せお菓子の講座だった)、バウムクーヘンは12mm乃至8mmの厚みで食べるのが最も美味しい、と知った。確かに美味しい気がする。

というわけで、今回もきちんと薄切り(10mm)にして食べた。
注意深く温めることも忘れてはならない。これはバターを多く使う焼き菓子に共通する注意点。室温が低い時期には、体温程度に加温することで、より美味しく食べることができると静岡県中部の童歌にも伝えられている。といっても電子レンジで10秒の加熱の後、そのまま密封して(水蒸気が生地に再吸収される)全体がほのかに温まればそれでいい。本来は温かな部屋にでも置けば良いのだろう。
加温時はもちろん、食べる際にも、くれぐれも乾燥にだけは注意したい。薄切りにしている、ということはぱさぱさになるリスクが高まっていることでもあるのだから。

 

 

肝心の味だが、実に普通の、言ってみればプレーンなバウムクーヘンだった。バターの香り、風味、塩気が美味しい。いわゆるデパ地下のバウムクーヘン、手土産にできるクオリティを実現している。
今まで多種多様な味のバウムクーヘンを売っていながら、こういうプレーンな品を“後出し”するのは、ちょっと面白い。カロリーメイト・ブロックの「プレーン味」みたいなものかもしれない。

 

お菓子の由来物語

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こうして、僕が静かで平和で孤独なバウムクーヘン時間を過ごしている時、友人夫婦からメッセージが届いた。
本日は「良い夫婦の日」である、という内容。2人が並んで立っている写真も添付してある。
なるほど微笑ましい。「結婚10年までは新婚気分」と誓っていた2人の8年目に相応しいだろう。頬寄せ合った自撮り写真ではなくて、遊歩道の脇で中途半端な距離を置いて直立した構図であるところも良い。
しかし僕は思う。これは誤送信ではないのか。率直に言って、僕には関係無いだろう。
しばらく迷った後に、「おめでとうございます」と返信。そして「誤送信、ではないですよね」とも送信する。「大丈夫だよ」と拳(?)を突き出すペンギンのスタンプが送られてきたので、たぶん大丈夫なのだろう。繰り返しになるが、僕にはまったく関係の無い日なのだけれど。

ちなみに「ちなみにバウムクーヘンの日」は3月4日、確か広島のユーハイム(と、その名の元であるユーハイム氏)が関係していたと思う。ユーハイム氏の人生は波瀾万丈で、いかにもあの時代という感じがするので、Wikipedia辺りで読んでみることをおすすめする。

 

ドイツ菓子大全

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カール・ユーハイム物語―菓子は神さま (1973年)

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本日は新しいお仕事の2日目。明日は休日。ありがたい。
できることが少ないから手持ち無沙汰、でも今のんびりしているときっと後で困る、とはいえ教わった知識をまとめるのもあっという間に終わってしまう、そんな状況。それでも慣れないことばかりで疲れた。仕方がない。
仕事といえば、来週後半になんと四国の高松市に出張することになった。あの印象的な瀬戸内国際芸術祭の時に泊まった土地。「次に訪れるのは早くて3年後か…(トリエンナーレだから)」という感慨を覆す人生。といっても空き時間も自由時間も、当然無い。案内してくれる先輩が高松生まれで、食事の希望に「うどん」と答えたら「硬いのと普通の、どちらが良いか」と聞かれてしまったが、意味がよくわからない。讃岐うどん的なこだわりがあるのだろう、と推測している。

 ガイドブックに「地名+うどん」も珍しい。↓

Poketa 高松・琴平 さぬきうどん (旅行ガイド)

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*1:抹茶味も美味しいと思う。