大道芸ワールドカップin静岡 2017 最終日

大道芸ワールドカップ

大道芸ワールドカップin静岡も今日が最終日。
今年はガイドブックを家に忘れてきて、それでもなんとかなるかと頑張ってみたのだが(いつもは何とかなっている)、ぱっと見て好きそうなアーティストになかなか巡り会えなくて、つまりはなんとかならなかった。

おおむね好みが定まっていて、日本人の若手お笑い芸人みたいなタイプは苦手で、言葉もテーマもよくわからないのに技で魅せられるようなものが好き。つまり、びっくり人間*1に出会えると楽しい。
ここ数年、愛とか絆とかみんなの幸せを“芸をしている最中に”語るアーティストに何度か遭遇している。専門学校生の卒業展示じゃあるまいし、となんとなく白けてしまう。というか、どうしても説教臭さが鼻についてしまうのだ。

今日とても面白かったのは、クレーンで宙吊りになって踊る美男美女。最初はねっとりとセクシーなダンスで始まり、まあ宙吊りくらいなら驚かないけれどね、と眺めていたら、いきなり口にハーネスを咥えてパートナーを吊ってみたり、足だけでお互いを振り回したりと力技が続いて、びっくりしてしまった。
ロシア人とウクライナ人のカップルだったか。あの辺りの大道芸人には、何か底知れぬものがある。

 

中国雑技団出身の人、これはもう凄すぎて写真も撮っていない。
椅子をいくつも積んでその上に乗って、なんて静岡の風景がCGみたいな非日常になっていた。

 

 

静岡出身の彼は、毎年どこかで出会っている。
ディアボロを4つ同時に、なんて滅茶苦茶をしてくれるから素晴らしい。
やや能書きに頼るあたりは、いかにも日本の大道芸人だが、でもそれも良い演出になっていて、大物感がある。

他にも色々と観たのだが、とりあえずそんな感じか。

 

クロックマダム 

今日のお昼ごはんは、「ALLEE RESTAURANT」でクロックマダムを。久しぶりに食べた気がする。
このお店ではきちんとナイフとフォークを出してくれる。前に東京のお洒落カフェで注文した時は、フォークしか無くて往生した。
チーズもパンも卵の焼き加減も、ぜんぶ良い感じ。ラタトゥイユに入っていたレーズンも素敵。

 

 

 

 

http://www.at-s.com/event/images/n42/419525/20171104parcoArtCraft.jpg

www.at-s.com

それから、PARCOの屋上でやっていた手作りマルシェ的なイベント(静岡手創り市の小規模版)もなかなか良かった。
デパートの屋上、普段はまるで活用されていない(たぶんビヤガーデンの時期以外は、出入り禁止か喫煙スペースになっている)荒れた雰囲気が、逆に妙なナチュラル感、ルーズでイージーな空気に繋がっている。
高層の商業ビルを見上げ、近くには大きなデパートの看板(消えかけた西武の文字)、そして眼下では大道芸人やピエロが練り歩く、それはとっても素敵な休日の風景。

 

泣きたくなったあなたへ

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くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 (集英社文庫)

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自転車日和

 

 

適度に涼しく、自転車散策日和でもあった。
中心街は大量の歩行者に分断されていたが、その外周を走ることで大道芸ワールドカップの各会場を効率的に巡ることができる。
実のところ、大道芸よりも街の散策に集中していた時間もあったくらいだ。それでも楽しかったから、総じて良い日曜日だったと思っている。

 

 大阪の件

 

 明日行く、近日中に行く、と騒いでいた大阪旅行、とりあえず延期。いずれきちんと日程を組んで、泊まりがけで楽しむ方針に変更しました。情報提供ありがとうございます。もちろんまだまだ大歓迎です。

 

*1:最近聞かない表現。昭和時代にはTVでも使われていた言葉。

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