ノズルとパウンドケーキ

消防署に行ってきた

雨の中、銀行と書店と雑貨屋に行く。
電話がかかってきて車を停めた路肩、浅い溝にアルミと真鍮の筒が落ちていた。どこかで見た感じの質感とかたち。捨ててあるのなら欲しい、磨いて飾りたくなる雰囲気。

ああそうだ、と思い出す。これは消防活動で使うノズルだ。ホースの先に取り付けて使う。僕が勤め先で消防団の訓練を受けていた時のもの*1とは造りもサイズも違うが、しかしノズルであることは間違い無い。

ちょっと迷ったけれど、家に帰る前に消防署に立ち寄って連絡することにした。窓口でスマホで撮った写真を示す。
おそらくは地域の消防団のもの。訓練か巡回の際に落としてそのままになっているのではないか、とのこと。その辺に捨てるという事は考えられない、とも言っていた。

消防署や消防団としては、かなり不名誉な事なのだと想像する。
備品管理だけでなく、規律の問題でもある。消防団、という微妙な立場(専業の公務員でもないし、かといってただの自警団でもない)もあるだろう。
だからなのか、最初は窓口での立ち話だったのに、最終的には応接室みたいなところに通されてお茶まで出されてしまった。
場所は、口頭説明と地図で簡単に伝わった。
そして、写真をネットで公表しないことを“お願い”された。こういう事があったよー、と公表するのは別に構わないが、書き方は配慮をして欲しい、とも。
消防署には僕の行動を止める権限も義理も無いのだが、どうか軽率な行動は控えて欲しい、そう心から願っている、あなたの熟慮に期待しています、みたいな話だった。

というわけで写真は載せない。
拡散希望」とか言わない。

きっと今日は、そのノズルを落とした消防団員は厳しく注意されていると想像する。
まあ、仕方がない。
だって例えば、僕の家が燃えたとしたら、その時にかけつけた消防車がノズル不備で消火不能だったら困るではないか。

そもそも僕は地元の消防団に対してあまり良い感情を持っていない。
地元在住の男性ということで何度か誘われたものの、なんというか「訓練の後に酒が飲める」ようなことをメリットとして語られてから、自分とは相容れない集団だと捉えるようになった。彼らは彼らで頑張って欲しい、とは思うものの、なんだか苦手なのだ。

お題「今日の出来事」

 

消防団 三百六十五歩のマーチ

消防団 三百六十五歩のマーチ

 

 

今日のおやつ

今日のおやつは、昨日購入した「つきさむ」のパウンドケーキ。
かぼちゃ味。くるみがたっぷり。米油を使ったお菓子のような、地味な風味がとても美味しい。

雨、低い気温、そしてほんのりと風邪気味だった今日、この美味しいパウンドケーキは想像以上に気持ちを温めてくれた。おやつは偉い。

今週のお題「私の癒やし」

 

お題「秋の味覚」

お題「今日のおやつ」

 

*1:化学コンビナートにある勤め先では、自前の(それなりに専門性のある)消防団を持っていた。僕も消防学校で訓練を受けている