一昨日の「iZoo」と「下田海中水族館」と。

一昨日の日帰り旅行について書く。

遠くに住む友人に水族館好きがいる。
水族館巡りを旅の主目的に据えるくらいの男だ。彼の影響というわけではないが、僕も元々、水族館や動物園は好きで、だから旅先に水族館があれば基本的に立ち寄ることにしている。たまに水族館目当ての旅もするけれど、彼よりは美術館と博物館の割合が高いだけで、行けばばっちり楽しんでしまう。

 

しずおか 大人もはまる動物園・水族館ガイドブック

ところで半年ほど前に、本の整理をしていて、この本を見つけた。
かなり前に買って、数回読んで、忘れていたもの。もう1回読み直した後、その友人に送って(贈って)しまった。

そして先月だっただろうか、よく行くお店の本棚でまた再会した。ちょうど旅行を計画していた時期でもあり、こういう本はやはり手元に置いておきたい、ということで再度購入。そんなに高い本ではないし、買えばそれが出かけるきっかけになる。

 

 

そのガイドブックに影響されて、一昨日は日帰りで伊豆半島にまで足を伸ばした。

伊豆半島のあの辺り、子供の頃から何度も訪れている。そして、動物園や水族館に関しては、実に観光的というのか、あまり良い思い出が無かったのだった。
動物は元気がなく、安っぽいお土産屋とテーマソング、雑な展示、家族旅行で訪れても、大人は苦笑し子供はなんだか不穏なものを感じてしまう。普通に磯や砂浜で遊ぶほうが何倍も楽しかった。

 

大学生の時も、よく伊豆には行った。
当時もこういう観光施設には立ち寄ったものだが、やはり心から楽しめない場所という印象しかない。

今よりも、観光用の施設と公営の(真面目な)施設との違いが大きく、僕は後者のほうが好きだったのだ。それに、当時は観光地としての衰退が進行中で、旭山動物園的な再構築なんて機運はまるで無かったと記憶している。

 

 

 

 

でも最近はそうでもない、と人から聞いた。
前述の本でも、なんだかとても楽しそう。そういえばこの前行った蒲郡の「竹島水族館」も、なかなか良かった。

いきなり結論を書くと、行って良かった。

 

iZoo

 

 

 

「iZoo」は、子供の頃に訪れて(当時はアンディランドという名前)、垢抜けなくて亀が可哀想な感じで、それ以来疎遠にしていた。亀と並べて鶴を飼育したり、レストランではスッポンの健康食品も売っていたりと、それはそれは残念な感じだった。


それが今のiZooは、まるで違うのだった。
トカゲやワニは元気いっぱい。触れる展示もやたらと多い。
通路には湿ったウッドチップ腐葉土が敷き詰められていて、それだけで展示との一体感があるし、歩いていくとリクガメが通路を歩いていたりもする。


午前中の早い時刻に到着したせいか、トカゲの類は日光浴の真っ最中、そして餌やりが始まった時間で、みんな元気いっぱい。図鑑でしか見たことのない異形の爬虫類を延々と楽しめる。

ゾウガメのコーナーは、昔の面影が残っていた(隣で鶴も飼っている)。でも、開放感があって、きちんと繁殖や種の保護についての展示もあって、良い感じ。


ランチにワニのフライを食べて、十分に堪能した数時間だった。

 

下田海中水族館

 

 

下田海中水族館も素晴らしかった。
下田の街から突き出た入り江部分を仕切ってイルカを飼っていて、ショーも行う。他にも海獣(アザラシやアシカ)もいるし、ペンギンもたくさん。
そして水族館部分は、「海中」ということで本当に海に沈んでいる。
自航しないだけで作りとしては船である「アクアドームペリー号」が係留されていて、中は円筒形の大水槽がある。この水槽、有名な水族館に比べると規模は見劣りするが、生き物の数は多く、しかもびっくりするくらいに活発。

イルカはショーをしていない時は、湾内をのんびり泳いでいる。
生け簀や水槽ではなくて、海を泳ぐイルカを遠くから見るというのも良いものだ。

 


ペンギンを見てイルカを見て水槽の前でのんびりして、またイルカを眺めて、という感じでのんびり楽しむことができた。
時間の都合で夕刻前には帰らなければならなかったが、時間があればもっと長居したい場所。


ちなみに当日は空いていたからか、駐車場に車を停めて、折りたたみ自転車で周囲を散策して良いかと聞いてみたところ、快く許可してくれた。いいところ、だった。

 

 

爬虫類専門の「iZoo」と、水族館の「下田海中」、本当に楽しかった。今日も子供を持つ知人に勧めてきたところ。余裕があれば泊まりがおすすめ。でも、日帰りでもきちんと計画すれば大丈夫だと思う。

 

 

迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報

迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報