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しめじピザ

何の映画か忘れたが、劇中のピザについては覚えている。
大昔、それこそ大学生の頃だったか、深夜放送で観たフランス映画。
出来合いのピザに山ほどのキノコを載せて、もう一度焼いて食べていた。

良い雰囲気には描かれていなかったと思う。
フランスでピザ、しかもアメリカ的な市販品、もしかすると宅配ピザだったかもしれない。わびしくて安直で、そこに適当にカット済みのキノコ・ミックスみたいなものを山積みにして、焦げるくらいに焼くのだから。油だって、瓶からどばどば追加していた。

なんとなくそのことを思い出して、そしてなんとなく食べたくなってしまった。
都合良く、今日も家族は旅行中。登山が順調で、もう1泊追加との連絡があった。どうして順調だと追加なのかよくわからないけれど(植村直己の本には、そういう状況は無かった気がする)とにかく良き事である。僕は気楽に、こうして好きな自炊を楽しめる。

自炊とは言うものの、僕もまた冷凍のピザを購入して活用する。
知らなかったので驚いているのだが、ピザは300円以下だった。安い。なぜかハムの会社が作っている。今日はマルゲリータを選択。

キノコは、しめじにした。いかにもキノコっぽいから。
椎茸だと、風味が独特過ぎると思うし、マイタケは和風で食べたい。シメジは大きな袋で特売だった。

オーブンを予熱している間にシメジをほぐす。たぶん1.5株ぶんは使った。
そしてピザの上にばらばらっと散らす。映画のように、山盛りになった。さらにチーズを追加。添付のバジル・オイルを垂らして、庭から摘んできたバジルも足す。
240℃で8分。シメジはぺちゃんこになった。

なかなか美味しい。上からフォークで食べ進む、という異例のピザとなってしまった。これ、要はバジルとトマトソースを使った、キノコのオーブン焼きである。どういうわけかチーズの存在感が薄い。生地の存在感は、バーベキューの紙皿程度だった。

 

ピザにバジルソースが付いてきたけれども、自分で作って冷凍してあったバジルソースも活用する。タケノコのバジルソース和え。タケノコとバジルソースを軽く炒めてから、さらにバジルソースを和える。
どっさり食べる種類の品ではなかった。少しで満足。たくさん作りすぎた。

 

そんなわけで、今は満腹。
とはいえキノコである。それほど不摂生ではない、と思いたい。

 

ひと皿で一日分の野菜がとれる よくばりレシピ

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