Amazonで購入したものがまとめて届いた。
そのなかのひとつ、革用のオイルを早速使う。
これがなかなか楽しい。
質感としては食用油、例えば胡麻油やサラダ油を扱っているのと同じ。そして、生成りのヌメ革にはすいすいと染みこんでいく。
最初はムラになって心配だった。でも、二度塗りすればムラも無くなるし、そもそも30分も経てば見た目は均一になる。
本来は、ヌメ革がある程度日焼けしてから塗るものらしい。でももうかなり赤茶けてきたから、使ってしまった。
落ち着いた風合いと、少し濃くなった色が良い感じ。
靴にも塗り込んだけれど、扱いやすくて好みの仕上がりになったので嬉しい。ワックスでテカテカに磨くより、この濡れたようなオイル感のほうが好きなのだ。
安いものだから、次は大瓶で買おう。
塗りすぎると風合いを損ねる、と瓶に書いてあるが、さてそれはどの程度の量なのだろう。
今のところ、塗り込んで1時間で、作業前に比べれば明らかに違うけれど、不自然な変化や不具合は無い状態。このまま最初の濡れた感じも消えていくのだと思うが、どうなのだろう。
とにかく今日はこの塗る作業で、夜の時間を使ってしまった。
先日作ったかばんは本当にオイルなんて入っていない革だったから、ずいぶんオイルが染みこんでしまった。これでようやく、「作りたて」感が消えた。
では寝る。しかしこれ、エゴマ油で代用できそうな匂いと粘度だ。試してみる勇気は無いが、しかし好奇心は明日に持ち越してしまいそう。困った。