読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

トレインスポッティングと松本市について

映画「T2 トレインスポッティング2」を観る前に、1作目を観直すことにした。有名な場面も、ストーリーも記憶しているのだけれど、1本の映画としてはもう記憶が断片的にしか残っていない。

初めて観た時の驚きは、しっかり覚えている。
映画館を出たあとに世界が変わって見える、なんていつものことだけれど、あの日は本当に凄かった。こういう映画があるのか、と驚いて、そして帰宅した後も友達と長電話した(長電話、の時代だった)。
個人的なエポックメイキングだったと思う。あの作品が無かったら、聞く音楽、好む映画、何もかもが違っていたような気がしてならない。

本当にびっくりしたのだ。
当時は今ほど、ああいう「とことん駄目で無軌道な、貧乏ヨーロッパ圏の若者映画」は無かった。あっても鬱々として、麻薬中毒ならば延々とサイケデリックな映像(でも安っぽい)が流れるような、残念な代物ばかり。あるいは暴力の連鎖。
トレインスポッティングは、やっぱり麻薬も暴力も貧乏も出てくるけれども、同時にPV的なお洒落さ、スタイリッシュさがあった。

今では珍しく無い貧乏英国若者映画。よくミニシアターで遭遇するし、ひとつの様式として観る時の心構えも、期待も、出来上がっている。昔のような驚きはないけれど、でも好きなジャンル(?)ではある。



昔の「トレインスポッティング」は、今の目で観てどうなのか。懐かしいけれど新鮮な驚きは無いかな、と予想していたのだけれど、実は昔よりも楽しく、集中して、深く考えて観ることができた。
たぶんあの「どん詰まり」感は、今のほうが切実なのだと思う。それは身の回りの世界も、それから自分自身の鬱屈もそう。いや、静岡県中部地方が麻薬の巣窟ということではなく、僕も引ったくりと生活保護の暮らしをしているわけではないのだけれど。

この辺りの感慨は、上手く言葉にできない。
でも、昔、若い頃に強い印象を持った人は、もう一度観ることをおすすめする。僕はAmazonの無料動画で観たし、たぶんレンタル店に行けばわかりやすい場所に置かれていると思う。

 

 

さて、では「T2  トレインスポッティング2」はどうだったか。
実は観ていない。
なにやら実に意地の悪い時刻にしか上映していないのだ。
もしかしてお客さんが少ないのか。特にシネコンは、不人気作品に対しては容赦が無い。客を呼ぶ気が無いのか、という時間帯と頻度を設定する。
というわけで、少し焦っている。ぼやぼやしていたら、上映終了となってしまうのではないか。

 

 

 

まるで関係無いけれど、5月に松本市へ日帰り旅行に行く予定。
なにやらクラフトフェア的なイベントに行く。行きつけの、瓶詰め・保存食・焼き菓子店「Chipakoya」で募集していたバスツアーに申し込んだのだ。
まる1日、松本市で過ごし、そして帰ってくる。ツアーとはいうものの、用意されているのは、行き帰りのバスだけ。シンプルで素晴らしい。
そして、僕は松本市のことをまるで知らない。
もしおすすめの場所、美味しいごはん、行くべきお店などありましたら教えていただけると助かります。コメント欄かメッセージか、TwitterFacebookか、なんでも大歓迎です。