読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新しい喫茶店「喫茶の坩堝」

藤枝市の蓮華寺池公園にほど近い場所に、新しい喫茶店ができた。書店の隣にあった居酒屋の建物が、いつの間にか(たぶん1月の初旬には)喫茶店となっていた。若い人が始めたであろう、「昭和レトロ」な雰囲気を演出するカフェっぽい喫茶。

僕はまあ、こういうレトロ感が苦手で(心の中で“似非レトロ”と呼んでいる)、特にまだ店が“こなれて”いない時期に行っても粗ばかり目立って困ってしまうこともあり、あまり積極的に訪れる気分にはなれない。よく通る道からちょっと寄り道すればあっという間の場所なのに、なんとなく避けていた。

https://www.instagram.com/p/BQHo63kljUw/

 

今日は雨でいくつかの用事を断念したこともあり、じゃあ試してみようかと(書店のついでに)立ち寄ってみた。

古本が少し並び、古い映画のポスターと、懐かしい感じの古い椅子や調度が置かれた店内。雑多でテイストは統一されていないけれど、いかにも出来たてのお店らしい若々しさがある。
メニューには「固めのプリン」とかナポリタンとか、なにやら昭和っぽさを演出したようなものもあって、わかりやすい。

コーヒーは最近よくある、苦み酸味を抑えた飲みやすさ最優先の味。美味しいと思う。
一緒に注文したガトーショコラも良かった。ビターなチョコレートが強く感じられる、中身が柔らかく外はかりっとした、正統派。オレンジピールも程よい感じ。

周りのお客さんは、オムライスやドライカレーだろうか、レトロカフェらしいメニューを楽しんでいた。

外は雨ということもあり、なんとなく長居してしまう。今日はとても空いていた。


これからイベントもやるだろう。常連さんも沢山できそう。やりたい事がたくさんありそうな雰囲気が伝わってくる。
大きな公園があるのに喫茶する場所が少ない地域であり(スターバックス・コーヒーはあるけれど、混んでいるし、常に行きたい訳ではない)、こういう店はとにかく頑張って欲しいと思う。
例え今は店員さんが通るたびにぎしぎし揺れる床とテーブルも、いつか修繕するだろう。あえて書かないけれど、そういう細かい“粗”は、どうしても隠せない。半年経って、まだ直っていなかったら、その時は幻滅する。居心地の良くない手作り感なんてものは、レトロ喫茶とは関係の無い要素だから。

それにしても、ぱぱっと情報が出てこない店だ。
Facebookページなら1回のクリックで到達するけれど、Googleの検索でまず見つかるのがTwitterInstagramのタグでまとまったページ。店舗情報をさっと見たい時に困る。スタッフの日常も良いが、住所とか開店日のほうが、まずは知りたい。
こういう店、最近は増えた。内向きの情報開示というのか、少なくともブログで紹介するには不便である。

 

喫茶の坩堝

静岡県 藤枝市 五十海 1-4-7

定休日:第1・3水曜日と木曜日

営業時間:10:30〜18:30

 

 

picbear.com