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外国人のトラック野郎

朝夕にバイパスを使って通勤している。休日に高速道路を使うことも多い。だから田舎に暮らしているわりに、長距離トラックを見る機会が多い。まあ、大都会よりは田舎のほうが目にする類の車だとは思うが。

最近、南米系の運転手、昔風に言うと「トラック野郎」をよく見かける。どうしてわかるのかというと、彼らは国旗を掲げているから。日本の長距離トラック運転手は、たぶん外国の旗を掲げないだろう。
ダッシュボードのところか、あるいは運転席と助手席の後方に、ブラジルとかアルゼンチンの国旗(国旗を染め抜いたタオル?)が広げてある。むやみに派手にはせずに、代わりにサッカー選手の写真がぺたぺたと貼ってあって、お国柄だなあと思う。
いちばん多いのがブラジルか。チリとかベネズエラは見たことがない。日系ブラジル人が頑張っているのかもしれないが、ドライバーの顔だけではよくわからない。サービスエリアで近くに車を停めたことがあるけれど、特にサルサとか、いわゆる「南米っぽい音楽」が聞こえてくることは無かった。

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今日は東南アジアっぽい長距離大型トラックに遭遇した。
フィリピン国旗のステッカーがぎらっとした枠に囲まれて目立つ。地図も車体に描いてあった。
そしてあの電飾。
日本の「トラック野郎」には昔から電飾に凝る伝統があるが(LED光源の普及で電源管理がずいぶん楽になったという)、あの雰囲気とはまるで違う。
タイとかベトナムに行くと遭遇する、現地の乗り合いタクシーや小型のオート三輪に似た、びかびか光るステンレス板と、光沢が眩しい金属板の細工が施されていた。
もちろん現地のそれよりもずいぶんおとなしい、運転には差し支えない程度の飾り付けだけれど、でもやっぱり東南アジアを感じるデザイン。

 

僕はあの長距離トラック界隈の発する「演歌・長渕剛・ヤンキー人情」な空気がとても苦手だから、こういう明るい多様化は大歓迎だ。

日本のどこかには、「Star Warsテイスト」や「外見は普通、でも車内はヨーロッパ・ミリタリー趣味」のトラックが存在すると読んだ記憶がある。いつか遭遇してみたい。
北欧趣味のトラック野郎がいてもいいんじゃないかな、とさえ思う。ムーミンマリメッコに囲まれて夜の道路をひた走る。なかなか格好良いと思うのだが。

 

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