熱は下がった

昨日から引き続き、風邪。
結局、今日も仕事は休んでしまった。

おとなしく寝ているのにも飽きたので、例えばAmazon Primeなどで映画でも観れば少しは有意義な休暇となりそうなものだが、頭があまり働かないし、気分としてもどんなジャンルの作品を観たいのかわからない。たぶん2時間の集中ができないのではないか。

とにかく今回の風邪、というか処方された風邪薬は、頭がぼんやりする。心療内科の薬みたいな感じだ。

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

でも読書はある程度進んだ。
いくつか新書を並行して読む。
小説は「ユナイテッドステイツオブジャパン(上下)」を半分ほど。この作品は特徴のある「外国人が考えたジャパニーズネーム」な登場人物しか出てこないし、話の筋も複雑ではないから、読める。

 

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

 
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)

 

 


買ったまま放置されていた海外SFの古典は、お話を理解してページをめくる、という一連の作業に時間がかかりすぎる。おまけに西洋人の名前が似通っていて、途中で諦めた。

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)

こんなぼんやりした脳でも存分に楽しめたのが、「ランボー怒りの改新」だった。
表題作は、ランボーベトナム帰還兵の、あのランボー)と、大化の改新を無理矢理にミックスしたもの。これがめっぽう面白い。きちんと「ランボー」であり、無理なく大化の改新になっている。奈良の風景でどうしてここまでランボーが合うのか。

他の短編も良かった。
じんわり余韻のある、でもオモシロいストーリーは、帯にあるように森見登美彦氏の作風に近い。森見氏といえば京都だが、この作家は奈良について徹底している。
そういえば最近、奈良に行っていない。急に行きたくなってきた。

 

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)

ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)

 

 

困った、といえば特定の匂いがわからない状態になっている。先ほど、ベルギーのシナモン・クッキーを1枚囓ったのだが、これが全くシナモン臭が感じられない。ただの甘みの強い焼き菓子なわけで、美味しいものではない。「砂糖多めだな」としか言えない味になってしまっている。

 

ポピーズ キャラメルクッキー (個包装) 150g

ポピーズ キャラメルクッキー (個包装) 150g

 

 

 

困っていても仕方がないから、とにかく寝てしまう。
幸い、熱は下がった。身体がだるいのは、半分は薬の副作用だろう。きっと明日は大丈夫。駄目なら、また寝ます。

 

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