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天麩羅の屋台

料理 天丼

仕事帰りに立ち寄った小規模なショッピングモールで、珍しい屋台を見た。軽自動車の後ろ半分を改造した移動店舗と、そこに繋いだテントで天麩羅を売っている。野菜天の盛り合わせと、イカとエビと、鶏天。ちょっと変わったところでは、半熟玉子の天麩羅なんて品もある。

焼き鳥や鯛焼きの屋台ならスーパーマーケットの前にあるのをよく見る。自分ではまず買わないが、きっと儲かるのだろう。天麩羅というのは初めてかもしれない。野外イベントやお祭りでも見たことがない。

ちなみに、特に揚げたてというわけではない。
注文を受けたタイミングで品切れならば揚げたてが手に入るのだろうが、書店や靴屋、それに百円ショップの集まるエリアでは、天麩羅を買おうという人は少ない様子。同じ敷地内のスーパーマーケットに行けばもっと安く買えるのだから、せめて揚げたてを売ればいいのに。

幟の片隅に親会社というか上部組織のロゴが入っていた。車にもポスターが貼られていた。少し前に静岡の山奥で頑張っていた宗教団体の“商売”だった。ヤマギシ会の弱小版、といった雰囲気で、田舎暮らしブームとオーガニック・ブームに乗って栄えたが長続きしなかった、と聞いている。それがどうして天麩羅を売っているのかよくわからないけれど(特に自分達のコミュニティで採れた産品を売っている訳ではなさそうだった)、変な発酵液や薬草茶を売るよりも迷惑がかからないから歓迎する。

天麩羅の屋台、もう少し和風っぽくしたら観光地で人気が出そう。時代劇や落語の世界観に寄り添えばいい。隣で立ち食い蕎麦の店を出せばいいと思うのだが。

 

そんな天麩羅とは関係無く、今日の夕食はゴーヤーチャンプルーを主軸に、タマネギのスープ煮、蓮根とツナのマリネ、キノコのおろし和え、でした。ご飯は抜き。今になって天麩羅を食べたくなっている。もっと言うと、天丼が食べたい気分。

 

 

狭くても、料理が楽しい 台所のつくり方

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のーどうでいず(1) (アース・スターコミックス)

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