体調不良でビッグデータのお試し診断

明け方に咳と吐き気で目覚める。そのまま眠れなくて、朝には頭痛も。
とりあえず半日だけ休暇をとる。そして、病院に行く。

吐き気には吐き気止め、咳には咳止め、といった対症療法で、身体のつらさは収まる。が、ここ1年ほど、こういう小さな体調不良が頻発している。
検査も色々と受けたが、これといった原因も対処法もわからずじまい。なんとなく、心と身体のバランスが崩れていたあの時期(婉曲な表現)を思い出させるのだが、とにかくわからない事が多すぎる。

医者の提案で、ビッグデータ解析の小規模なものを試すことになった。
電子カルテや会計のシステムと連動した新しい試み、とのこと。つまり、病院の診断記録を(できるだけ多くの人達のものと)比較することで、原因はわからぬまでも一般にどんな人達がどんな状況で陥る事態なのかは推測できる。上手くすれば治療方針も立てられる。

内科以外の体調不良や通院歴も簡単に申告する。例えば雨の日の頭痛とか、慢性的な肩こりがそれ。煙草や酒の量といった健康診断的な質問にも答えた。その匿名データを解析センターにどさっと送って、10分ほど待つ。なんだか「検査」を受けているみたいな気分。

結果は「仕事関係でストレスを強く感じている人、でも心療内科などに通うほどではない」人に“とても多い”と出た。
ちょうど不眠気味なところもあるし、なんとなく気になるので、心療内科を受けることに決めた。
整形外科の医師も、肩こりの酷さに「いちど心療内科を受けてみるのも良いかもしれません」と言っていたし。
午後からは働いたし、いつも薬を飲めば咳も頭痛もすぐに消える。でもそろそろ、対応すべき頃合いだろう。

 

この解析、まだ医療未満の段階ということで保険適用はされない。とはいえ料金は1000円もしない。お試し価格というか、データ収集の段階なのだろう。その観点からすると、貴重な診療データを渡したのだから、無料でもいいんじゃないかな、と今になって思う。
しかし技術の進歩は思いがけないところからやってくる。ビッグデータなんて、SF小説と「ニュートン」と日経サイエンス、それからNHKの「クローズアップ現代」や震災関係の番組のなかのもので、まだ自分の生活には直接関わってこないと思っていた。来るとしたら、Googleが持ってくると思っていた。

 

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)
 

 

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あ、体調不良とは関係無く、漫画を買ったのでした。寝る前に読む。

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