EvernoteからOneNoteへの移行

Evernoteは、便利なアプリだった。過去形にしたのは、使うのをやめたため。
特に大きな不満があったわけではないけれど、夏に実施された機能制限が、ちょっと自分の使い方にそぐわなかったのだ。お金を払えば制限も解除されるのだが、そこまで使い込むつもりもないし、使いこなしていない。ただの覚え書き帳に会費は払いづらい。

まあ、ケチな話ではある。が、同時にMicrosoftOneNoteにも興味があって、では移行してみようと考えたタイミングでもあった。

実際の移行は、9月になってから。
Mac版のかんたん移行ツール的なものがリリースされたので。Windows版は、もっと早かった。いずれもMicrosoftのサイトから手に入る。

データの移行は、本当に簡単。ただし完全に同じかたちで引き継げるわけではないから、その後にOneNoteでの整理は必須となる。習熟も兼ねて、メモの整理をする。

 

慣れないせいもあって、ずいぶんと使いづらい。名前の通り、あるいはサイトやヘルプメニューの内容のように、本来は「電子ノート」なのだと思う。小さなメモにタグをつけて、整理のために移動させたり束ねたり、といった作業はEvernoteのほうが簡単にできる。

編集機能は、WordやExcelの感じを思い出させる。特に今のところ不自由していない。

Microsoftの提供するクラウドストレージにそれらしきファイルが作られ、それを「開く」かたちで利用する。スマホ中心の人にはわかりづらいかも、と思った。

でも20分も使えば、あまり考えずに必要な機能を探し出せるようになる。この辺りは見事だ。まだ“過不足なく使える”一歩手前、といった仕上がりで、特にAndroid版のアプリはできない事が多いけれど、とりあえず「なんでも書いて保存するノート」としては問題無い。

というわけで、Evernoteはしばらく封印。本当に不要になったらアンインストールする。

 

しかし本当にいろんなメモが残っている。基本的に完全削除しない方針だったこともあり、思いつきから便利な情報まで山盛りである。
個人的には、靴と服のサイズのメモはおすすめ。「このメーカーなら概ねこのサイズ」といった詳細があると、なお良い。
家電のマニュアルなど、PDF形式で配布されているものは、そのまま取り込んでおくと、稀に役立つ。

使い捨ての記録はToDoリストのアプリ(WunderList)にメモしてあって、残すものはEvernote、これからはたぶんOneNote。アカウント情報とパスワードは専用アプリにも。日常的な情報は、その3つに集約しつつある。便利な時代だ。

 

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