休日出勤によく似た出勤と、バニラアイスクリーム付きのかき氷(ミントとみかん)と。

今日は部署でひとりだけ出勤。いわゆる休日出勤に近いのだが、会社のカレンダー上は「出勤日だが、可能な限り有休取得を奨励する日」とされている。年間勤務日数の調整と、有給休暇取得率の向上、2つの効果を狙った小細工。

僕は有休の残数が少ない事と、設備工事に立ち会う予定もあったので、会社に行くことにしていた。直前になって工事が延期されてしまったことは予定外だが、でもお盆に予定は無いし(街に行くのにも渋滞するのだ)、一昨日はしっかり遊んだので、こういうのんびりした出勤日は大歓迎である。

そう、休日に出勤すると、とてものんびりできる。
上司だってうるさいことは言わない。「誰もいないから、危険な作業はするな。パソコン使用業務を適度にやって、あとは勉強なり資料整理なりして、定時に速やかに帰れ」とだけ命じられていた。
それに通勤の渋滞だって無い。今日は普段より10分以上も通勤時間が短縮できた。

そんなわけで、僕としても今日は、溜まった書類仕事を片付けて、メールの返信も済ませ、あとはプログラミングの勉強とか、ちょっとした資料作りとか、そういう普段は落ち着いてできない雑事を終わらせる日、と考えていた。
誰もいないから、とびきり美味しいパン(昨日、三重県菰野町から『ふじっこぱん』が届いたのです)とチーズ(スーパーマーケットで買った雪印のカマンベール入り6Pチーズ)とサラダ(早起きして作った)を持ち込んで、お昼にはゆっくり食べる。そういう準備だってぬかりない。
職場の工具や設備を使って、こっそり工作だってしたい。
せっかく休日に拘束されるのだ、やれる事が無いのならばそれくらいの自由は隠れて楽しみたい。


でも全てが思惑通りに行くわけではない。
昨日の帰り際になって、「無理はしなくていいんだけど、これの下準備とこの測定、それからこの作業を済ませておいてくれると、来週がずいぶん楽になる」と頼まれてしまった。
まさか、同僚の頼みを無視して、自分の(どう考えても喫緊とはいえない)仕事ばかり進めるわけにはいかない。僕の仕事にだって関係する内容でもある。

そんなわけで、地味な下準備的な仕事を、ひとりで黙々と進めるうちに、勤務時間の4分の3くらいは過ぎてしまった。皆でわいわい喋りながら、あるいは他の作業に追われながらだったらまだ気も紛れるが、誰もいない部屋で、ただインゲンの筋を取り続けるような仕事(比喩)を続けるのは、なかなか辛いものがある。
音楽を聴こうと初めてAmazonのミュージックアプリを試したら、ネットワークエラー云々で再生できなかったことも、辛い。
何より、「この休日出勤を活用して、やりたくて出来なかったアレコレを片付けちゃおう」という気持ちが砕かれたのが、なんともやりきれない。これなら素直に休んじゃえば良かった、後のことは後で困ろう、とさえ思えてくる。

と、嫌なことばかり書き綴ったが、でも静かな職場というのも良いものだ。夏休みの学校を思わせる。たまに、別の部署の人と会うと、妙な親近感を覚えたり。
それに、お昼は間違い無く美味しかった。

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全体としては楽な勤務だったが、いちおう休日らしいこともしたくて、帰りに寄り道して、オーガニックカフェ「モミの木」にてかき氷を食べてきた。

この店、「デトックス」や「骨盤の歪み」みたいな系統の書籍やチラシが目立ち、少し前までは「放射能には発酵食品」なセミナーのポスターまであった、なかなか怖いカフェなのだが、かき氷はリッチで美味しい。ハーブと果物の使い方が上手い。
ただし、バナナの輪切りは不要だと思う。あれは主張が強すぎる。スローライフを標榜する店としては、輸入品のバナナは大丈夫なのかと余計な心配をしてしまう。
個人的にはもうひとつ、なにやらオーガニック系では有名なバニラアイス(とても“安心”とのこと)も、かき氷には余計な気がする。以前、「アイスは抜いておくれよ」とお願いしたところ、「うへえ、でも本当に良いアイスなんですよ安心安全ですし、それに価格は変えられませんがそれでいいですか」みたいな反応をされたので、今は特に何も言わない。確かに美味しいアイスクリームだとは思うのだけれど、別にアイスを食べたいわけではない。でも店のスタイルは尊重する。

そんなカフェのそんなかき氷、1年に2回程度しか食べないが、今日の「ミントとみかん」という選択は正解だったと思う。いくつか乗せられていた桃の味が強かったが、食べ終える頃にはきちんとみかん味だった。
コーヒーも悪くない。以前より格段に美味しくなっていた。


では寝ます。休日は明日だけ。しっかり寝て、明日は映画に行きたい。