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電子の雷獣

ポケモンGo、流行っている。ランドマークが点在する街ではなくて、雑然とチェーン店が並ぶ殺風景な国道であっても、スマホを眺めて歩く人達を見かける。ここまで目に見えてわかる“流行”、しかもゲームのそれは久しぶりではないか。

しかし僕は今のところ、遊ぶ気にはならない。
他にやる事がたくさんあるし、流行っているから、という理由で飛びつくなんて性に合わない。外回りの営業職だったら、存分に楽しんでいたかもしれない。

 

そう、流行っているからインストールする、という人が自分の観測範囲でも多いのだ。まるでハロウィンの仮装パーティみたいな感じ。
ハロウィンのそれと同じく、流行っていて楽しいから、みんながやっているから、という人は歩きスマホにしろ私有地への立ち入りにしろ、問題意識に欠ける印象がある。これはなかなか面白い現象で、世の中には「流行ならば免責」が通用すると考える人が少なくない。その「率」は、残念なことにこの10年間、減っていない印象。

逆に、ゲームとして期待している、あるいは新しい遊びとしての可能性や、社会と通信端末との関わり方に興味がある人達は、このゲームの問題点もまた(プレイ中にモンスターを捕獲するのと同じくらいには)目を向けている。

 

任天堂Google社にとって金の卵であるこのポケモンGo、おそらく今後は、社会からの揺り戻し的なアクションを受けて、安全対策も工夫されるのではないか。
僕はその工夫にこそ興味がある。とびきり気の利いた何かが盛り込まれると嬉しい。楽しむためにここまで工夫したのだ、安全や配慮にも同じ程度のイノベーションは期待しても構わないだろう。

 

日本の伝統行事 Japanese Traditional Events

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ところでこのゲーム、出勤したら多くの人が話題にしていた。
昼休みに、違う部署の若者達3名が声をかけてきた。パソコンなどに詳しい人、ということで僕を紹介した人がいるらしい。
Google Play Storeからのインストールに時間がかかるので、ネットで回ってきた『裏情報』を元に、裏サイトからダウンロードしてみたが、ゲームがぜんぜん始まらない」とのこと。
なるほどどれどれ、と確認したら、ただの偽アプリだった。アドレス帳や画像ファイルやメール機能にアクセスする権限が付与されている。十中八九、ユーザーが喜ぶことはしないタイプのアプリケーションだ。
すぐにアンインストールしたが、ずいぶんバッテリーを消費していたから、がんばって外部に情報を送信していたかもしれない。
ちなみにアイコンは、Windowsで見かけるような「インストールアプリ」っぽいもの。ポケモンっぽくないあたりがリアルなのか、それとも訴訟逃れか。

ともあれ間抜けな話ではある。何が「裏情報」だ、と僕などは思うのだが、一般的にはどうなのだろう。
そういえば、僕自身はインストールもプレイもしていないのに、このトラブルに対応できたことに3人とも驚いていた。そういう驚きかたをする人だから騙されるのかな、と思ってしまったが、もちろん言わない。

そう、この「偽アプリをインストールした人達」こそが、まさに流行に便乗したタイプなのだろう。実はポケモンにもゲームにも興味が無いのでは、と勘ぐってしまう。でもそれでも、これから先は楽しんで欲しいと思う。まず正規版をインストールして、存分に遊べばいい。
もちろん周囲はよく見て、節度を持って。

 

真・女神転生IV FINAL (2016年2月10日発売)

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真・女神転生IV FINAL 公式設定資料集+神話世界への旅

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