読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

4時30分の蝉

明け方に目が覚めることが多い。
出窓がある部屋で、遮光カーテンから洩れる光で部屋がぼんやり明るくなる頃に覚醒する。その頃に(“おやすみモード”という皮肉な作動パターンの)洗濯機が動き始めると、さらに気になって眠れなくなる。

結果として、冬よりも夏場のほうが、睡眠不足に陥りがちだ。

今朝はさらに、蝉によって目覚めるという面倒な事態に遭遇した。
窓の外枠に蝉が数匹、よりによって4時30分過ぎからぎゃあぎゃあと鳴きはじめた。これはなかなかびっくりする。びっくりして目覚めると、なかなか再び眠ることができない。さらに前述のとおり、部屋は明るくなるし、おやすみモードの洗濯機は絶好調で、結局ほとんど眠れないまま起床時刻になった。

予想できることだが、こういう時は、ものすごく眠い、あと少しで気持ちよく入眠できる状態で、目覚ましが鳴る。困ったものだ。
かといって睡眠薬(この前、風邪をひいた時に適当な事を言って貰ってきた)をごく少量だけ割って飲むのも違う気がするし、思い切って起きてしまうのも、昼間が怖い。

蝉は追い払うことができるが、どこかへ飛んでいってしまった眠りは取り戻せない。今日は会議などが無くて本当に良かった。

 

そんなわけで、今日はもう寝る。昼間に眠気で苦しんだわけではない。でも身体には悪い。堪える。そういう年齢であり、そもそも睡眠不足に弱い人間なのだ。

 

白河夜船 (新潮文庫)

白河夜船 (新潮文庫)