麩まんじゅう賛歌

昨日からの風邪のため、まずは病院へ。
微熱こそあるものの、薬は「麻黄湯」などの、とりあえずこれ飲んで暖かくして寝てろ、というものだけ。
待合室というか、熱がある人はベッドのある部屋に隔離する方針のため、その狭くカーテンで区切られたベッドで待っている間にぐうぐう寝てしまって、もしかすると診察の順番を後回しにされたかもしれない。ずいぶん時間がかかってしまった。昭和の時代の、総合病院くらいに待たされた。

帰宅してからは、やはり寝た。
たまに読書をして、あるいはパソコンをかちかちと操作して過ごす。
出来心で、スマートフォンのダウングレードを試みた。僕の使用しているAscend Mate7は海外版のAndroid6.0にアップグレードしてあって、とても便利に使えているのだけれど、どうやら日本版のAndroid6.0が発表されたらしいのだ。海外版でも日本語表示や機能に問題無いが、ちょっと変なところがある。できれば日本版に切り替えたいが、そのためには購入時の日本版Android5.1に戻さねばならない。やり方はインターネットを検索すれば見つかるが、なかなか面倒な作業である。しかも、いったん"まっさら"になってしまうため、その後はログイン地獄が待っている。
ダウングレードは問題無く完了。が、日本版Android6.0のリリースは秋以降になると知ったのは、その作業が終わる頃。
というわけで、海外版Android6.0から日本版の5.1までダウングレードして、各種設定が消えたものを、また海外版Android6.0へと戻した。徒労。だが新しく試してみた"香港版のAndroid6.0"は、かなり使いやすい。消えてしまったデータや設定は概ね回復できたし(そもそも本体に重要なデータは保存していない)、寝ながらの暇つぶしには丁度良かったのかもしれない。

おやつは、初夏の味覚、麩まんじゅう。
病院で受付をしたあとに、ちょっと空いた時間ができたため(混んでいるから、この時刻に再訪しろ、と指示された。そのうえで、上記の如く待たされた)、和菓子屋で買ってきた。
麩まんじゅうは、大好物である。が、静岡県中部では、いつでもどこでも買える品ではない。今日は「大黒屋」で出会えた。
つるりとして、もちっとして、美味しい。笹の葉の緑も美しい。
僕は青のりが入っていないほうが好きだが、まあ仕方が無い。大黒屋の品は、ほんのりと塩気がある、珍しい味だった。餡は甘め。深蒸し茶に合う。

 

では、再び寝る。
もう今週末は、徹底的に"療養"に専念するつもり。読書だけが捗っていく。

 

福島第一原発廃炉図鑑

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