ロボットになって欲しいもの

 久しぶりに駅へ。
専ら自家用車での移動ばかりで、誰かの送り迎えや旅行以外で、駅に行く機会がほとんど無い。今日は県外からの親類を迎えに行った。ついでに、「追分羊かん」を購入するという自らに課したミッションもある。

その時に、大きなスーツケースに難儀しているご婦人の手助けをした。
もちろん駅にはエレベーターはあるけれど、スーツケースにくくりつけている鞄が荷崩れしていたのだ。旅の終わりだろうか、田舎町にしては、やけに荷物が多い人だった。

その人がお礼を言ったあとに、「こういうものから電動化して欲しいわね」と言っていた。なるほど、と思う。

電動自転車的な補助動力を仕込めば便利かもしれない。
それほどパワーは要らない。航続力重視。
ついでに(というか海外旅行ならば必然的に)、各国の電圧とプラグ形状に合わせた充電器も積む。せっかくだから日本版のコンセントも2口くらい、それから充電用にUSBの差し込み口も欲しい。
電源があるのだから、セキュリティ機能も色々と搭載できるだろう。

将来的には、持ち主に(自動走行で)寄り添う機能が搭載されたところで、一応の完成といえる。こうなると旅行サポートロボットである。
そこまで行かなくとも、GPSやその他のセンサーとアプリで、ナビゲーションやガイドくらいは簡単にできそう。
小さく身体に馴染む形ではない、しかし一種のウェアラブルコンピュータに近いものになる。

 

しかしここまで考えて、ではこれを飛行機に積めるのだろうか、と考えてしまう。
空港と航空会社は、たぶん笑ってOKはしてくれない。あの赤いマークのトランクのロックみたいに、強制的にOFFにできるキーを保安側が持っていないと駄目だし、それでなくともバッテリーなどは怖い。

でも旅のお供に、電動スーツケースは便利だと思うのだが。たたずまいはR2D2を四角くした感じだと、なお良い。
カメラ機能があれば、記念撮影だって全員で撮れる。たまに持ち上げると、ぎっくり腰になりそうだから、まずはバッテリーの軽量化が必要。でも他の(個人が持ち歩く)知能機械に比べれば、重さやサイズの制限は少ない。
そんなわけで、僕はロボット掃除機よりも、スーツケースのロボット化を望む。普段は部屋で目覚まし時計になってもらう。可愛いと思う。

カメリ

カメリ

 

 

アメリ [DVD]

アメリ [DVD]

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。