フライデー気分

 

昨日今日と、連続した、それなりにハードな仕事をした。今日は会社のルールで残業ができないため(そういう時には電話がよくかかってくる)、えいやっとその仕事を締めくくり、勢いで他の作業も片付けた。
忙しいほうが効率が上がる場合があって、今日がまさにそれ。疲れたが、まあ悪くない仕事っぷりだったと自己評価している。

ふうっと夕方に一休みしている時に、「ああ今日は水曜日だった」と気付いた。いつの間にか、今日は金曜日だと思い込んでいた。
いや、書類にはきちんと曜日も書いていたし、朝から水曜日ということは知っていた。ただ、気分というかマインドというか、週末を迎える気が満々で仕事を片付けていたのだ。

そういう事が、稀にある。
仕事の内容と、様々な状況と、天気と気温と、ふと手を止めた時の光の具合が、なんとなく「もう今週はこれでおしまい!」という気分にさせる。
そうかじゃあ書店に寄ろう、ドーナツも食べちゃおうかな、映画館に行くのもいいな、等とぼんやり考えてしまった。

実際、今日は定時で帰宅できたのだから、夜の早い時刻の映画ならば観ることができた。ちょうど、観たい作品もあった。夕食を自宅でとらなければ、仕事帰りに映画館に寄ることだってできた。

でも最近は、平日に映画を観ることは、ほとんど無くなった。
20代の頃は、仕事が終わったあとに平気で映画館へ行っていた。変則的な交代勤務、8朝の8時から夜の8時まで働いて、その後に50分かけて映画館まで行き、9時以降の割引料金で観た映画は数多い。その交代勤務では翌日が必ず休日だったためできた無茶だが、でもとにかく映画鑑賞中に寝ることもなく、きちんと楽しめたことは覚えている。

今はもう駄目だ。まず帰宅したいし、帰宅したら外出は無理。ふうっと身体が落ち着いたら、ごはんを食べて、お風呂に入って、しばらくiMacに向かい合ったら、あとは寝てしまいたい。

つまり体力が落ちているのだろう。
映画館に行けば、きっと楽しめる。2時間と少し、座って映像と音を楽しむだけだ、それほど大変な作業(?)じゃない。その後に20分かけて帰宅して(市内に映画館ができたので、昔ほど時間がかからない)、お風呂に入って、寝る。夜更かしにもならない。

でも平日は無理。
ちなみに動画配信の映画なども、よほど余裕が無いと無理だと最近判明した。
もしかすると、体力の問題だけでなく、映画は落ち着いて観るものだという、発想の変化があったとも考えられる。あまりに自然な変化な場合、自分でもよくわからない。

 

 

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