おすすめランチ(夜)

月曜日だというのに、なんとも疲れる仕事が山積みで、残業してようやく片付けてきた。諸事情により昼食はカロリーメイト的なショートブレッドで済ませたので(でも美味しかった。栄養強化焼菓子は好物です)、かなり空腹。

今日は家に帰っても誰もいない。ということで外食で済ませることに。

 

 

今まで行ったことのない、小さな台湾料理店へ。
京都の町屋みたいな和風の家だが、お店自体はいわゆるラーメン屋の風情。てらっとした朱色のテーブルや、縁起をかついだ紙細工、厨房から聞こえてくる台湾の言葉。

メニューを眺めていたら、お店のおばさんが「おすすめランチあるよー」と、にこにこと話しかけてきた。「鶏肉のカシューナッツ炒めー、鶏のからーげ、サラダー、あんにんどーふ、ごはん、スープ。スープは百円プラスで、ラーメンになるよー」とのこと。
なんだか盛りだくさんで700円。よくわからないままに、それを注文した。

まずラーメンがやってきた。
豚骨ラーメンを薄くしたような白いスープで、「混ぜると濃くなるよー」という。雑なのだと思うが、とにかく底のほうに「豚骨ラーメンの素」みたいな何かが溶け残っている様子。静岡弁で言うところの「こずんでいる」である。
しかし量が多い。きちんと1杯のラーメンとして成立する量。決して、中華料理店の定食についてくるスープの代替ではない。

慌てて「あー、ごはんは少なめに」と声をかける。
すぐに少なめの、といっても僕の普段のお茶碗に山盛りくらいの量の1杯を盛ってくれた。そして「これ、サービスね」と笑う。
いや違うんです追加の1杯じゃなくて、おすすめランチのごはんを少なくして欲しいんです、と身振り手振りを交えて説明。

そうこうしているうちに、鶏肉のカシューナッツ炒めが届く。
これもきちんとした量。これだけで夕食は完結しそう。付け合わせのサラダもたっぷり。鶏肉のカシューナッツ炒め、たまに食べると本当に美味しい。考えた人は偉い。

しかし、繰り返すが、量が多い。
食べきれるかなあ、と心配になってきたところに、鶏肉の唐揚げがどかっと届く。
1枚が、社員食堂だったら主菜になるくらいの大きさ。平たい胸肉を、味の付いた衣で揚げてある。それが3枚。一人暮らしだったら、小分けして冷凍しておけばしばらく幸せになれる量である。なぜか煮卵が付いてくる。
それを花椒と塩で食べる。
とても美味しかった。

杏仁豆腐は、いかにも中華食堂っぽい、缶詰のフルーツと紅いサクランボが添えられた品。好ましい。

とにかくそれらを頑張って食べた。
正直言って辛かったし、今だって苦しいし、なんだか気持ち悪くもある。
でも満足感というか達成感というか、普段は味わえない何かが身体の奥から沸いてきたことも確かだ。

 

仕事では延々と、肉体と精神を酷使した。そんな「俯いて地面ばかり眺めていた」ような1日が、こういう非健康的な馬鹿騒ぎじみた外食で上書きされたのだ。爽快と言っても言い過ぎではない。

でも怖い。ヤケ酒ではないけれど、こんな暴食は6ヶ月に1回くらいが限度だろう。もし癖になったら困る。

しかし、どうして夕食(20時過ぎ)なのに「ランチ」なのか。不思議。

 

 

というわけで、今から胃腸薬を飲みます。
水溶性食物繊維も気休めに服用。なんとなくビオフェルミンも飲む。それから、腹筋と背筋を鍛えて、寝ます。

 

大塚製薬 ソイジョイ クリスピー ゴールデンベリー 25g×12本

全然関係無いけれど、「SOYJOY」の新製品、クリスピーSOYJOYがとても美味しい。SOYJOYはオーブントースターで注意深く温めると味わいが変わる。が、これはその先の新たな領域、という感じ。

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。