葱坊主の天ぷら

 

子供の頃から当たり前だが、いざ周囲に確認すると少数派、という習慣がある。特に食生活のそれは、本当に家により様々だ。

先日から、インターネットのあちこちで、「実は、葱坊主は食べることができるんです」という情報を見かける。これ、我が家では(おそらく母方の祖父母の家でも)昔から普通だった。

基本的に天ぷらで食べる。
庭の隅に植えた葱、プランターで放置された葱、そういう手抜き園芸の結果、生じた葱坊主を摘んで使う。わざわざ育てたりはしない。

どちらかといえば、大人の食べ物、おつまみとか、ちょっとつまむもの、だった。
様々な種類の天ぷらを揚げた日に、皿の隅とか、お酒を飲む人のところに別皿で置かれる数本。でも「ちょっと食べてみるか」といった感じで、食べさせてもらえる。山菜に近いかもしれない。
ちなみに塩で食べる。大人になるまで、塩で食べる天ぷらは他に知らなかった。

とろっとした感じは確かに葱。だが食感は、芯の部分とも、外側の繊維質の部分とも違う。変な表現だが、「葱風味の野菜」という感じ。
この天ぷらには、まだつぼみの状態の葱坊主を使う。開いたものは、たぶん食べられない。柄というか茎というか、花の下の部分は、筋っぽいから食べない。

そういえば、最近は食べていない。
何かの折に試してみると面白いと思う。話の種にもなるし、見た目もかわいい。

 

ウー・ウェンのねぎが、おいしい。

ウー・ウェンのねぎが、おいしい。

 

 

 

 

 

翻訳できない世界のことば

全然関係無いが、今日は「翻訳できない世界のことば」という絵本を買った。
普段はあまり、この種の「大人向け、ぜひ皆さんに知ってもらいたい、素敵な絵本」は買わない。が、これは表紙買い。結果からいうと、「当り」でした。
見開きで、各国の「他の言葉に逐語的に訳せない面白い言葉」が紹介されている。絵には日本語も書き加えてある。
例えば、ドイツ語の『DRACHENFUTTER』は、「竜の餌」で、意味としては「夫が悪い振る舞いを妻に許してもらうための贈り物」だそうだ。
これくらいならば、まあ「気の利いた言い回しだ」くらいに思える。

これがスペイン語の『VACILANDO』になると、「どこに行くかよりも、どんな経験をするかということを重視した旅をする」となる。ヴァシランド、良い言葉だ。バンド名に使えそうだ。

マイナーな言語も言い回しも楽しい。
もちろん日本語も紹介されている。何が載っているかは、秘密。買って読むといいです。プレゼントにも良いし、カフェなどの書棚にあっても合うのではないか。

 

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば