映画『リザとキツネと恋する死者たち』

今日も映画館へ。
本日から来週の日曜日までという、平日勤務の身としてはかなり綱渡りなスケジュールの公開日であった、『リザとキツネと恋する死者たち』を鑑賞。



ものすごく楽しい映画体験だった。
ストーリーは調べればわかる。が、内容は見なければ全然わからないだろう。
とりあえず、ポスターを見て、好きだと感じたら、観ておいたほうが良いと思う。

キッチュでモンドでキュート、ちょっと大人っぽい毒のある、東欧雑貨じみた映画かな、と思ったら、全然違った。ハンガリー版の『アメリ』や『グランド・ブダペスト・ホテル』じゃない。全然無い。

ぱっとしない30歳乙女のリザはめっぽう可愛い。
通底に流れる死の匂い(というか、人はばんばん死ぬ、素敵な字幕付きで)と、架空の70年代ハンガリーと、奇妙な日本歌謡が混ざって、まるで村上春樹の短編じみた味わいが生じている。
ハンガリー的な軽いブラックラブコメなのかもしれない。そこに「外国人の考える日本」が加わり、化学反応が生じているのだ。

劇場内ではくすくす笑いが続き、見終わるとサントラが欲しくなり、さらに言うと僕はパンフレットを買ってしまった。映画のパンフレットを買うのは、人生で3度目くらいかもしれない。ちなみに10年以上のブランクがある。
とにかく、それくらいに気に入ってしまった。


サントラ欲しい。

 

https://www.instagram.com/p/BDca0b2GMXw/

ちなみに昼食は、聖一色の「ジャッカル」なるダイナー風カフェでアボカド・チーズ・ハンバーガーを食べた。

店員の手際は悪いが、ハンバーガー自体はとても美味しい。静岡県中部では随一かもしれない。なにしろマヨネーズや甘ったるいソースを使わず、塩胡椒と肉の味が楽しめる品になっていたので。食べにくいつくりの手作りハンバーガーは今や珍しくないけれど、味の濃いマイルドなソース類がべたべた塗ってあるものばかり。やはり「にくにくしい」ものこそ、こういう店の持ち味だと思うのだ。
だからここは良いお店。近くに素敵な焼き菓子屋さん「ひより工房」もあるし、また近いうちに行きたいと思っている。

 

STRIDA(ストライダ) 18インチ折りたたみ自転車 内装3段変速 アルミフレーム 前後ディスクブレーキ STRIDA EVO ブラッシュ

それ以外の時間は、自転車に乗ったり、書店に行って過ごした。正確に書くと、自転車に乗って書店に行って、本をどっさり購入した。
旅の支度も、少しだけ進んだ。不安になるくらい放置した旅支度だが、まあ国内の2泊旅行で、しかも一人旅だから、なんとかなるだろう。
自転車の整備だけは、平日の空いた時間に進めておきたい。

 

 

 

瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック

瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック

  • 作者: 北川フラム,瀬戸内国際芸術祭実行委員会
  • 出版社/メーカー: 現代企画室
  • 発売日: 2016/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。