40リットルの見えない壁

月刊自家用車増刊 マツダ新型アクセラ 2014年 01月号 [雑誌]

自動車を買い換えて、数ヶ月経つ。
ハイブリッドカー、つまりエコカーということで、色々と燃費を低減する工夫が満載である。省エネルギーの本質的な部分は以前に乗っていたトヨタプリウスと変わらないけれど、モニタやダッシュボードの表示や案内がずいぶん充実している。正直なところ、例えば「省燃費運転の時は緑に点灯するランプ」などの有り難みは感じないけれど、OFFにも出来ないので放置している。

さて、その省燃費に関する機能として、メータークラスターの端にある多機能表示エリアで見ることのできる「残り運転可能距離」について書こうと思う。
このエリアには、ハンドルのボタン操作によって「瞬間燃費」「平均燃費」「平均速度」などが切り替え表示できるようになっている。
その表示のひとつ、燃費とガソリン残量から算出した、「残り運転可能距離」は、ガソリンの補給タイミングを見積もるのに使う、のだと思う。
上手く使えば便利かな、と最初は思ったけれど、特にそうでもないと最近わかった。

まずガソリン残量が少なくなると、警告音とともに燃料計のランプが点灯する。
おおむね、残りの燃料で50kmほど走れると、「残り運転可能距離」には表示されている。
まあ、数日間は放置して走る。すると、運転可能距離は0kmになる。
それでも40kmから60kmくらいは走ってしまうことが多い。通勤時間にはつい給油は後回しになるし、燃費から逆算しても、それくらいは走れるはずだと考えるからだ。この「運転可能距離」は、かなり大きく安全側に振った数字なくらいは理解している。

でも自分としても焦りはじめて、もう限界だろうというタイミングでガソリンスタンドに行くと、いつも給油量は40リットルなのだ。
自分で給油する時はがんばって沢山入れる(無駄な努力)。店員さんにお願いする時だって、雑には入れないはずだ。
でももう、計ったように40リットル±1リットル。
ずいぶん不思議なものだと思う。
タンクの総容量は45リットル程度だと聞いている。
メータークラスターの表示はいったいなんなのだという気分になる。

いつか安全なところ、つまり大きな国道沿いで、何かあったらすぐにガソリンスタンドに駆け込める道で、ガソリンタンクが本当に空になるまで走ってみたい。理論上は、3kmくらいならば残されたバッテリーだけで走行できる。
残念ながら、僕の生活圏では、3km圏内に給油施設が皆無というエリアがほとんど。街でも山でも海沿いでも、冒険は無謀すぎる。

 

今日もまた、給油量は40リットルだった。しかも、ぴったり40リットル。店員さんが「ぴったりですね!」と、なんだか嬉しそうだった。

 

とにかくそんな車に乗っている。
マツダアクセラハイブリッドカーとしてのインパクトはそれほどでもないけれど、走りやすくて良い車だと思う。今のところ、買って損をしたと思ったことが無い。

 

 

 

 

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