沼津へ小旅行

小旅行、というにもあまりに小規模だが、とにかく沼津市まで遊びに行ってきた。

なんとなく「hal」には行きたかった。halの店主さんが関わっているという、クレマチスの丘でのハワイ・イベントにも興味があった。
ずっと行きそびれていた「どんぐり」にも行こう、沼津の名店といえば「ブルーウォーター」だ、という感じで、ふらっと朝に家を出てから、ぼんやり色々と思いついて、そして沼津市ではてきとうに走り回って、おおむね目的は達成できたと思う。

誕生日プレゼントにいただいたタブレットの屋外使用試験も今回は実施。いちばんちいさい鞄ではぎりぎりのサイズだが、使い勝手は良好といえる。
今のところ不具合は無いが、まだ初期設定しかしていない。噂通り、電池の持ちが素晴らしい。

 

では旅の記録。

 

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お昼は「ブルーウォーター」にて、オムレツを食す。

地元で作られているコンビーフを使ったもので、なかなか美味しい。
店としては、懐かしい感じの(レトロ、ではなくて80年代から90年代の清く正しいお洒落な感じ)カフェで、今となっては「これは凄い」と思わせるところは少ない。でも窓から見える風景は綺麗で、居心地だって悪くないし、行って損をすることは無いだろうと思った。せっかくの旅行だから特徴のある場所で食事をしたい、というのなら選択肢には入らないが、最近は希少になりつつある「カフェごはん」を楽しみたい人には良い店だと感じた。

 

沼津の中心街は駐車場が多い。そして安い。
ちょっと町外れで探すと、コインパーキングすら見つからない。これは「街の辺縁に車を停めて折りたたみ自転車で散策する」派には、ちょっと辛い。官公庁の支部があるような地区でも、駐車場が少ないので意表を突かれた。そのかわり店や建物に駐車場が完備されている。自転車に乗り換えるには使えないが、そうでなければ便利そうだ。
今日は素直に、駅前の商店街近くの駐車場を使った。

 

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「どんぐり」は、有名な老舗の甘味処。

いかにも街が豊かで賑わっていた頃の雰囲気を残す、浮かれた趣向の店。
店内はカウンター席のみ。カウンターの前には水路があり、そこを桶が巡廻している。入り口で食券を買い、桶に席の名前(東海道五拾三次にちなんだ地名が割り振られている)が描かれた札とともに放り込み、しばらく待つ。そのうち目の前のランプが灯り、水路に自分の食べ物が乗せられた桶が流れてくる。そこから注文の品と席札を回収し、食す。食べ終えたら空の桶(わりと頻繁に流れている)に空き容器を入れ、店を出る。
なかなか楽しい。店員はほとんど顔を見せない。
この店は、甘味処と言いながら、きしめんやお茶漬け、磯辺焼きが美味しい。それかお汁粉。今日はフルーツみつ豆を食べてみた。まあ、普通の古い甘味処のフルーツみつ豆そのものの味。でも全くこれで良いのだ。だって「どんぐり」なのだから。

 

 

「どんぐり」や「hal」の近くにある書店、ここは沼津に来たら必ず寄ってしまう。古くて真面目な、「駅前の大きな本屋さん」そのもの。規模ならば国道沿いの大型店に負けるかもしれないが、でも企画や陳列に「街のインテリ側を担う店だ」という気概が感じられて好ましい。ちょっとしたこと、例えば新刊漫画の多くにビニールカバーをかけないとか、時事に反応した特設棚の存在といったあれこれが素敵だ。

 

 

後藤由紀子の家族のお弁当帖 (正しく暮らすシリーズ)


「hal」では、店主さんと少し雑談をした。
うっかり店主さんの書いた本を買ってしまった。お弁当の本。
それからいくつかの生活雑貨。小さくて地味で、でも趣味の良い店。ある種のテイストを好む人達にとっては最終到達点とされる有名店だが、なるほどそう評価されるだけのことはある、と納得する。

 

後藤由紀子の家族のお弁当帖 (正しく暮らすシリーズ)

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それから「クレマチスの丘」にある書店に行く。
ここでは雑貨とお土産を購入。そして少し散歩をした。なぜかセミの声が凄かった。夕方、そして8月も後半だというのに、どうしてだろう。

 

 

そんなこんなで、わりとコンパクトな遠出となった。
元気と暇があれば三島まで足を伸ばしたかったのだが。それはもう少し涼しくなってからにしたい。

 

 

ポケットに静岡百景

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静岡百景

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