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数日前にサプライズ

Android コンピュータ 生活 贈り物

知人の家に届け物をした際に、味噌饅頭を1箱いただいた。
「こんなにたくさん!箱ごといいんですか」
「ウチじゃ食べないから」
「じゃあ、ちょっと早めの誕生日プレゼント、ってことで。ありがたくいただきます」
「ああそう、誕生日だったね。安上がりで良かった良かった」
そんな会話をした。
その人とはそんなに親しくないし(2人で遊びに行くような間柄ではない、ということ)、わざわざ親しくない人にプレゼントをくれるような人でもない。僕はわりと誰にでもプレゼントを贈ってしまうが、こういうのは趣味の問題なのだと思う。
とにかく、そんな感じで包装済みの味噌饅頭を貰ってきた。

 

夕食のあとに開封した。
味噌饅頭が12個並び、下に何か箱が見える。饅頭の箱自体、店のものではない。
「ははあ」と思う。
これはサプライズ・プレゼントだと察する。

この人を含む数人に、パソコンやデジタル機器の操作や活用法を教えていた時期がある。夜にお茶を飲みながら、質問に答え、あるいはこちらから使いかたを提案するという形式。友人の知人の知人、といった具合に、参加できる人達が集う、気楽な集まりだった。
そういえば、先日、何人かが「MOSMicrosoft Office Specialist」の試験に合格したのだった。

その関係の、つまり皆が合同で誕生日プレゼントを用意してくれたのだろう。なるほど粋なことをする。
そして饅頭のライナー・ノーツ(のような紙。店主敬白から饅頭の由来、品質上の注意まで書いてある2つ折りの紙片)に、彼ら全員の名前と、簡単なメッセージがあった。

まあ、文房具か本か、そういう品だと思った。
この前、そんな話をしたのだった。

それがこれ、Androidタブレットだった。

https://instagram.com/p/6e2pB5mMY6/

びっくりした。

プライズ極まれり、という感じ。
考えてみれば、ここ数ヶ月の間に、「katoが自分用にタブレットを買うとしたら、機種は何か」という質問を何人かからされたのだった。それなりに詳しく解説したのを覚えている。
「誕生日に食べたいケーキは?」とか「モレスキンノートブックは好きか?」とか、さらに「誕生石は?」などという思わせぶりな質問は、全てフェイクだったのだ。
そして「katoはタブレットを持っていない。なのにタブレットの使い方を他人に教えている」というのは、彼ら全員に通じる笑い話だった。

だから僕にタブレットをプレゼントした、ということらしい。
今、真相を聞き出した。
良い生徒達である。サプライズ、という意味では、そして仕込みの周到さについては、我が人生でもトップクラスの誕生日プレゼントとなった。
週末の誕生日ではなく、今日に手渡されたのは、単に「味噌饅頭の賞味期限が近いから」というのも、実に味わい深い。

 

 

というわけで、今から初期設定を行う。
タブレット、いちばん欲しい機種が、手元に転がり込んできた。大人っていいなあ、と思う夜である。