先輩風とスマートフォン

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どうやら、先輩風を吹かしすぎたようだ。

新人、といっても半年は働いている青年が、よく失敗する。しかも上司の逆鱗に触れるタイプの失敗ばかりする。上司もリーダーも同僚も、感情的に怒る人達ではないけれど、彼に関してはわりと当たりがきつい。「がみがみ怒る人」なんて、漫画以外で初めて見た。

で、一緒に働く少しだけ先輩の僕としては、「現場の仲間」みたいな雰囲気で、後で小声でフォローをする。「まあ、次に活かせばいいよ。ミスを防ぐ提案を挙げれば評価だって上がるかもしれない。それにこの間違いは業務の進捗へは、それほど影響が無いはず」といった事を、もう少しくだけた調子で言う。

しかし最近、彼がフォローを必要としない人間であることが判明した。
今日もまた怒られていて、その後に僕が声をかけようとすると、彼のほうから「まあ、次に活かしますよ。仕事が難しすぎるんですよね。どうにかして直してもらわないと。それにこの間違いは、仕事全体にはほとんど影響しませんから」と言ってくる。
いやそれじゃ困る、と思う。それは自分から言ってはいけないたぐいの台詞だ。正しかろうが間違っていようが、まず失敗した人間がそれを言って「なるほど!」と考える人はいない。少なくとも上司やリーダーや他部署の人間には通用しない。

もちろんこういう人なので、その開き直り的な台詞を、僕以外の人にも伝えてしまう。ついでに「katoさんから学んだ発想です」とか言う。
これには困ってしまう。幸いというかなんというか、僕は(職場における)日頃の行いが良いので、または良く見えるように振る舞っているので、今のところは“とばっちり”は受けていない。信用を稼いでおいて良かった、と思える昨今。または、外面がよくて助かった、というべきか。
しかし誰も彼も怒る状況では、ついフォロー側に回ってしまう性分が、こういう形で仇となるとは思わなかった。

でもこの人、話が通じないというか、どこかで根本的にずれている感じが怖い。
休憩時間には延々とスマホゲームをしていて(ブツブツとつぶやいている)、そのことについて上司から「スマホ好きだねえ。送別会の時も延々とスマホしていたね。ところで、もしスマホが無くなったらどうする?」と質問されたときに、「電話ができなくなりますね。090ではじまる番号の」と答えていた。休憩時間に休憩場所でスマートフォンを使うのは「お目こぼし」されているにしろ本来は禁止事項なのだから、批判も含めた質問だったと思うのだが。090とか、関係無い。

 

そんな愚痴を書いているうちに、こんな時刻になってしまった。
明日も明後日も激務。で、来週も忙しく、そして来週末には東京に小旅行に行くのだ。それだけが楽しみ。

 

 

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