ズッキーニごはん

 

ズッキーニのジャム

ズッキーニのジャム

 

 

いただきものの、大きなズッキーニを持て余している。たぶん大丈夫だろう、くらいの展望を持って、創作料理「ズッキーニごはん」を試作してみた。

イメージとしては、アスパラガスのリゾット。ああいう、優しい、野菜の風味が感じられる品にしたい。
ズッキーニはきっと、長く火を通すと変な感じになる。だからそこは一工夫した。

 

ズッキーニは適当に切る。小さめの賽の目にしてみたが、たぶん薄切りでも大丈夫。
玉ねぎは少しだけ使う。これも賽の目。そしてオリーブオイルで軽く炒める。同時にごく少量のにんにくすりおろし、同じく少量の輪切り唐辛子も加える。
香りが立ったらズッキーニを入れ、ひと混ぜする。
水を少し投入してしばらく放置、ズッキーニは色鮮やかなうちに引き上げる。
さらにオリーブオイルを追加、塩も加えて、「ズッキーニの香りが移ったスープ」を作る。

米は洗っておく。
先ほどのスープは冷ましたのち加え、水量を調整したのちに炊き上げる。やや硬めが良いと思う。玉ねぎは米の上に並べないと、炊き加減にムラが出る。

炊きあがったら炒めておいたズッキーニを加え、ひと混ぜする。比較用に生のズッキーニを蒸らしの段階で入れてみたところ、そちらのほうが食感も味も良かった。

スープに移って、ごはんに風味を添えたズッキーニの香りは、残念ながら薄い。無くてもいいんじゃないか、とさえ思う。オリーブオイルは、もう少し追加しても良かった。

 

いちおう美味しい。でもご馳走っぽさは無いし、何かのしっかりした主菜とともに食べたい控えめな味だと思う。
そして「料理の上手な人ならば、もう少し良いものに仕上げられるはず」と思わせる出来栄えでもある。
粉チーズなどが合うのではないか。蒸らした際に生ハムを加えても良さそう。

目論見通りだったのは、にんにくの量。これは本当に隠し味程度にして成功だった。あくまでもズッキーニの淡い味が主役。

 

たぶんきっと、これは冷めたら美味しくない。今日は2合炊いて、食べ残しは冷凍した。ズッキーニ部分は除外してみたが、そうなるとますます素っ気ない味になるだろう。解凍する時には新しいズッキーニか他の具材を追加する予定。

あっ、と今になって気付いた。たぶんドライトマトが合う。ドライトマトのオイル漬けと、仕上げに少しのアンチョビなど、どうだろう。

 

 

今年は、「家庭菜園の収穫物をひたすらおすそ分けしてくれる親切な近所の人」が、大きなズッキーニを手がけている。たぶん、ズッキーニとゴーヤーのサイクルが続くだろう。加えて自宅の庭で採れるキュウリとプチトマト。
野菜だけを見ると、もう夏が始まっている。

 

涼しげな夏野菜レシピ ゴーヤの焼き浸し

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新装版 カントリー・キッチン

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