映画『百日紅』、デーツのプディング、和菓子屋のドーナッツ。

百日紅

それほど広告や宣伝も見かけないし、上映館も上映回数も少ないから、マニア向けのマイナーアニメ映画だと思っていた。原作漫画のファンと、アニメならとりあえず観ておく人向け、みたいな作品という先入観があった。
観た理由は、Twitterなどで、好きな漫画家や作家が褒めていたから。

実際はものすごく出来がいい、例えばジブリ作品のような「一般向けアニメ映画」だった。子供よりも大人のほうが楽しめる点が、ジブリの大作映画とは違うかもしれない。
こう言っては何だが、下手な日本映画よりもよっぽどクオリティが高い。一昔前ならば、予算その他の制約で、粗が目立っていたかもしれない。ただ昨今の技術向上か、それとも他の要因か、とにかく最初から最後まで徹底的に高品質で、圧倒された。
終盤に向けて徐々に感動が高まり、最後に号泣、という作品ではない。物語の節目節目でじんわりと心に残るものがあり、映画館を出る時には街の風景がなんだか変わって見えてしまう、そんな映画。江戸時代末期の浮世絵師親子の話なのに、不思議なことである。

機会があったら、とりあえず観て損はないと思う。
もう少し有名になってもいい映画。そう考える。

 

百日紅 (上) (ちくま文庫)

百日紅 (上) (ちくま文庫)

 
百日紅 (下) (ちくま文庫)

百日紅 (下) (ちくま文庫)

 
百日紅 ?Miss HOKUSAI? オフィシャルガイドブック

百日紅 ?Miss HOKUSAI? オフィシャルガイドブック

 

 

デーツのプディング

https://instagram.com/p/3nn8n6GMQ3/

https://instagram.com/p/3npJqbGMSG/

映画のあとに、映画館の隣のカフェ(オーストラリアン・カウボーイ・カフェ)で食べた。ほんのり温かく、あっさりと甘く、黒糖やラム酒干し柿のような滋味がある。ナツメヤシはそれほど好きな果物ではないが、これは美味しいと思う。

ほとんど酸味の無い、甘くて温かい品だが、暑い日にも美味しい。暑い国の食べ物だからだろうか。

 

和菓子屋のドーナッツ

「きんつば」が有名な和菓子屋の店頭で見つけて、衝動買いした。そのミスマッチ具合を「なんか良さそう」と思ってしまったのだ。
食べてみたところ、普通の「家で作るドーナッツ」だった。まあ、そんなものだろう。
グラニュー糖が山ほどまぶしてあって、ドーナツの穴部分には落雁状の塊が生成されている。このまま仏壇に上げられる“日持ちする”仕様にも思えてきた。

安いし(300円/6個)、無個性ながら味は良いから、買い物としては悪くない。半分は冷凍し、残りはジンジャーパウダー・シナモン・クローブで風味付けしてみた。もちろんグラニュー糖は取り除いて。

 

その他

梅をシロップ煮にした。砂糖控えめ、シェリー酒が隠し味、冷蔵保存で早めに食べる。
本棚を作ってから、読書のスピードが向上している。未読本を積み上げていた頃よりも、一覧性と取り出しやすさが向上したから、あるいは単に時間の余裕ができたから、だと考えている。
多肉植物、枯れると困るからと、春にたくさん株分けして分散配置した。ばらばらにした葉からも発芽するため、リスクヘッジとしてそれらも活用し増殖させた。今は増えすぎて困っている。
捨てるのも忍びない。こっそり職場の裏にでも植えてしまおうか。見つかると説明がしづらいが、しかし庭のあちこちで銀白色の多肉植物がにょきにょき生えているのも、ちょっと変な風景なのだ。群生するのなら、職場の裏庭(庭ではなく、ただの空きスペース)のほうが不気味で楽しい。

そんな感じの日曜日。
昨日は寝不足だった。今日は早く寝る。その前に読書を進める。ようやく「有頂天家族2」を読み始めた。