青汁麺とは

夕食に「青汁麺」というものを食べた。
名前のわりに普通のものだったが、今日は他に書くべき事が思い出せないため(筆舌に尽くし難い激務については、思い出したくない)この青汁麺を紹介しようと思う。

帰宅しても用意が無いからと、職場からの帰り道に寄った「刀削麺」の店で、それに遭遇した。通常メニューではない、ホワイトボードに書かれていて、思わず注文してしまった。

それほど待つことなく青汁麺は出てきた。待ち時間が短いのが、刀削麺の良いところ。
青汁、とあるが、スープは普通の、というか「中華そば」っぽい醤油味。蕎麦屋のラーメンに似ている。

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麺が緑色だった。刀削麺の生地に、葉野菜か何かを混ぜているのだろう。味は通常の麺と変わらない。どういうわけか、トマトと茹で卵(どちらも冷たい)が乗っている。

これは特徴というのだろうか、メンマが多かった。麺の上にも下にもメンマがある。どちらかというと作業ミスか、単に無頓着な感じがする、そういう多さ。そのせいか、醤油ラーメンのスープにメンマの漬け汁(?)の風味が加わっている。

だから味としては「メンマ・ラーメン」。これがなかなか美味しかった。もう少し異国感があっても良い気がするけれど、そしてゲテモノっぽさが足りない気もするけれど、でも美味しかったのだから文句はない。

ホワイトボードには「人参麺」というメニューもあった。これは容易に想像できる。
ほんのりオレンジ色の刀削麺で、冷たいトマトと茹で卵が乗った、そしておそらくはメンマがたっぷり、スープは醤油味。たぶん味だって悪くない。

そんなわけで、いつも気になっているメニュー、「冬瓜とキノコ刀削麺」を、今日も食べそびれた。「野菜水煮刀削麺」も気になるところ。

ところで中国でも、「植物の緑」を「青」と書くのだろうか。青菜炒め、っぽい表記を中華料理店のメニューで見たことがるから、たぶん書くのだろう。

まあ、青いスープの麺じゃなくて良かった。
今日は本当に疲れ果てたので、そういうチャレンジはしたくなかった。でも青汁麺は注文してしまう、アンビバレンツな夜である。
では寝る。おやすみなさい。

 

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緑色の麺といえば、このライトノベルを思い出す。表紙はいかにも2000年代のラノベだが、中身は真面目なボーイ・ミーツ・ガールSF。

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
 

 

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