沖縄病

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旅行を終えて1日目、心配していた疲労はさほどでもなく、つつがなく仕事を終えることができた。今日こそは早く寝たい。

土産はそれなりに好評で、他の部署からもわざわざ「美味しいちんすこうがあると聞いて」と、取りにくる人がいたほど。僕にはちんすこうの美味い不味いはわからない。ラードと砂糖をふんだんに使用した昔ながらの品も、ほとんどクッキーである最近の品(例えば塩を効かせたものなど)も、どちらも好きだ。なにより土産菓子として安くてかさばらないのが嬉しい。つまらないラングドシャや蒸しケーキよりも、郷土菓子らしくて好ましい。

昨日も今日も、特に「沖縄病」には罹っていないようで、それは良いことだと思う。
沖縄病の症状は以下の通り。

  • 「海士」のTシャツを着用。
  • 琉球的な絵手紙か居酒屋ポエム風の文字がプリントされたTシャツを着用。
  • 「おばぁ」の不在を問題視する。
  • 電車を待つ人達が、暗い色の服を着て、スマホに集中していることを批判。
  • 焦り、かりかりしている人を批判。
  • シーサーを飾ってみる。さらに「石敢當」も設置。
  • 農薬をたっぷり使った農産物を批判。
  • ビニール包装されたカット済み野菜を(略)。

挙げればきりがない。数日間の滞在でファンタジーに昇華した「琉球」を根拠に、本土と現代社会を批判するのが「病」の特徴といえる。

まあ、僕は今のところ、そういう自覚症状は無い。
ただしスーパーマーケットでは「お惣菜が高いなあ。野菜も高いし、果物の種類も少ない」と思ってしまったし、今日は「フーチャンプルー」を作ってしまった。「要再検査」といったところか。
それと、職場の人達や、スーパーマーケットの店員さん達の元気できびきび働くことにも、ほんの少し驚いてしまった。「まるでホテルマンみたいに礼儀正しいじゃないか」と思ったくらい。

 

しかし沖縄のA&Wハンバーガーショップのアルバイト店員達、本当にだらだらと働いていた。ファストフードのチェーン店で、カウンターの向こう側にあれだけ待機中(というか眺めているだけ)の高校生アルバイト店員がいたのは、ちょっとしたカルチャー・ショックだった。
悪い感情を抱いたわけではない。「なるほど、こういうのも有りなんだ」と思っただけ。生産性は悪く、給料だって低いと聞くが、あれはあれで構わないような気がする。

物価が高いが、安い食材も多いらしいから、たぶんライフスタイルとしては十分に魅力的にさえ感じる。たった数日間の感触であり、なんであれ現金収入が多いに越したことはないのだけれど(特にライフスタイルを変更したくなった時に、金銭は役に立つ)でもやっぱり素敵な土地だと思っているし、憧れもする。猫も山羊も幸せそうだった。