フードコンテナで中華粥

THERMOS 真空断熱フードコンテナー 0.27L パンプキン JBI-271 PUM


先日、知人からフードコンテナを貰った。容量は400mLくらい。いわゆるスープジャーの、たぶん商品名がフードコンテナ。この辺の正式名称や流行についてはよくわからないのだけれど、とにかく最近はこの真空断熱容器が人気らしい。書店には「スープジャーで作る簡単レシピ」みたいな本がたくさんあるし、東急ハンズなどで特設コーナーを見たこともある。
確かに便利な道具で、かつて「シャトルシェフ」を活用していた自分としては、とても使い勝手が良い調理器具である。
土方のお兄さん達が現場で食べる時に使うものだったのは、遠い昔のこと。最近は色や形も多種多様になった。

 

 

そのフードコンテナで、今日は中華粥を作った。
朝に仕込んで、夕食に食べた。
前述の「シャトルシェフ」で作れたのだからと、自己流かついい加減に作ったのに、それなりに美味しいものが出来てしまった。以下に手順を示す。

  1. 無洗米(レンゲに2杯くらい)をフードコンテナに放り込む。
  2. 熱湯を注ぐ。
  3. 出汁となる品を用意する。だしの素、干貝柱、鶏がらスープの素、干しエビなどを使用した。隠し味として、八角をごくごく少量(1平方ミリメートルくらいの小片)使う。
  4. 先ほど注いだお湯を捨てる(冷めているので)。
  5. フードコンテナに全ての具材(というか出汁になる食材)を入れ、熱湯を注ぎ入れる。
  6. 出勤する。
  7. 労働する。
  8. 帰宅する。
  9. フードコンテナを確認。お粥ができていた。
  10. 器に入れ、お湯で濃度を調整し、電子レンジで加熱する。
  11. 胡麻油とネギで風味付けする。生姜の千切りを添える。ザーサイが欲しい。

もちろん中華粥だけでは夕食にならない。
冷蔵庫にあった油揚げに胡麻油を塗り、かりっと焼いた。なぜか冷凍されていたメンマは、ラー油とすりゴマで合える。モヤシは茹でて、新わかめと共に辛子酢醤油味のサラダにする。

米は、この半量でも十分だと推測。横浜中華街の有名店では、レンゲ1杯で1食ぶんの中華粥を作る、と聞いた(質問していないのに、給仕の老婆が教えてくれた)。それを考えると、レンゲ2杯で400mLのお粥では、ちょっと濃すぎる。

とはいえ、少し濃い目に作っておいて、食べる際に適宜希釈するほうが作りやすいし便利だと思う。多いといってもレンゲに2杯分、それに上手に作れた時はお代わりが欲しくなるのだから。
さらっとした仕上がりが中華粥の持ち味だろうから、やはりフードコンテナだけで完結するよりは、最後に鍋に移して濃度調整をしたほうが美味しくできる。

 

朝の準備に10分、これは身支度をしたり、コーヒーを飲んでいる間にできた。
帰宅してからは、おかずを作る時間を含めて15分。
手間も時間もかからない。金曜日の夜中に準備して、土曜日の遅めの朝食に食べるのも素敵な気がする。

中華粥といえば、とんこつラーメンのスープ(の粉末、スーパーマーケットで売られているらしい)に、大量の干椎茸を投入したものが美味である、と誰かのエッセイで読んだ記憶がある。本当かなあ、と思いつつ、そしていつか試してみたいとも考え、しかしまだ作ったことのない、そんな品。角切りのレンコンも入れるらしい。本当に美味しいのだろうか。

 

おそらく、朝に仕込んで、昼には食べられる。
米と容器の予熱さえしっかりすれば、まず失敗は無いだろう。
フリーズドライの中華スープと米だけでも、きっと作れる。そうなると、お弁当を作るよりも簡単。

普通は鍋にたっぷり作る中華粥を、1人分、そして1食ぶんだけ作る手法を確立できた事が、今日の収穫。それ以外は特筆すべき点は無し。できればピータンが欲しかった。