七草粥用フリーズドライ野菜と屠蘇散セットとドリアンとバジルシードドリンクとオタマジャクシ

屠蘇 大型 2包入


よく仕事帰りに寄るスーパーマーケットに「七草粥フリーズドライ野菜」と「屠蘇散」が束ねられて、「1月のオススメセット」として並んでいる。今日はとうとう、50%OFFのシールが貼られていた。
そんなに悪くはない店だとは思うが、この特売品のワゴンだけは、「これは誰が買うのだろう」という品が置いてあって、まさに「見切り品」といった感じだ。70%OFFなんてシールは、他では見たことが無い(ハロウィン仕様のポップコーンが70%OFFだった)。夏頃にはハート型のチョコレートが置いてあった。
こうなると見切り品というよりも「不良在庫」とか「準廃棄物」と書いたほうが表示として適切だと思う。たぶん何らかの理由で廃棄できないものを、暫定的に積んであるだけだと思うのだが、実情はわからない。

ところで七草粥用のフリーズドライ野菜って、どういう人向けの商品なのだろうか。冬山登山の途中で1月7日を迎える人しか思いつかない。
屠蘇散は試しに買ってみたいところ。でも飲酒の習慣が無いうえに、「あれは美味い。正月が待ち遠しい」なんて声も聞かないから躊躇している。だいいち、我が家には屠蘇器が無い。そば湯用の四角い片口銚子(朱塗り)はあるが、あれはいささか大きすぎる。

このスーパーマーケット、果物売り場は充実している。スターフルーツやドラゴンフルーツなどを果敢に陳列し、大抵は売れ残っていて、珍しい果物が好きな僕としては、この安くなった売れ残り品を買うのが、日常生活の小さな楽しみといえる。南国で食べたものと比べると味は数段落ちるが、それはそれ、これはこれ。
今日はドリアンが置いてあった。大きくて、高い。
常連らしきお婆さんが、店員に色々と質問していた。
「こんなもの、誰が買うのかしら」
「いや実は売れ残ったら自分が貰っちゃおうと思ってましてハハハ。職権濫用なんですよ」
「あらそう。じゃあ買うわ」
という会話が聞こえてきて、お婆さんは、確かにそのドリアンを購入していた。見た目は普通の人だが、お金の使い方が格好良い。
あのドリアンもきっと、南国で食べるよりは美味しくないと思う。余らせて、ご近所におすそわけ、とかするのだろうか。

 

 

ところで今日は、職場の人に、「バジルシードドリンク」をいただいた。
「ねえねえkatoさん、これめっちゃキモい。めっちゃキモい。わたし飲めないから、katoさんにあげる。タマリンド味ってわけわかんない!めっちゃキモいから!」と、そのタマリンドフレーバーのバジルシードドリンクを2本、譲ってくれたのだ。キモくてわけのわかんない品をくれるなんて、実に優しい人だと思う。
僕は別にキモいとは思わない。「ゲゲゲの鬼太郎(漫画版)の第一話に出てきた料理に似ている」とは思ったが、ラベルに「バジルの種は水分を含むと寒天状に膨らみます」と書かれているから、平安な心で喫飲できる。騒ぐほどカエルの卵には似ていないとは思うが、どうなのだろう。
タマリンドのさっぱりした酸味が、なかなか美味しいジュース。バジルシードは食感だけで、つるりと楽しい。もう少したっぷり入っていても面白いような気がする。
しかし砂糖や果糖ぶどう糖液糖以外のものが原材料の最初に書かれている清涼飲料水は、久しぶりに見た。確かネクターがそうだったような、おぼろげな記憶がある。
このバジルシードドリンクも、ちょっと変わった品を置いているスーパーマーケットで、多くの人が手に取るが買わない、そして「お値打ち品」コーナーに置かれそうな品だと思う。

ところで両生類の卵はどんな味がするのか。今からちょっとインターネットの海を周遊して、体験談を探してくる。レモングラスで風味付けしたシロップに浸けて、ミントを浮かべたら初夏のデザートになりそう。
ちなみにオタマジャクシは不味い。どういうきっかけで食べたのかは忘れたが、茹でたら臭くて、ほとんど内臓で、苦かった。