朔旦冬至

疲れた。残業は嫌なものである。
「明日が休みだから、思いっきり残業できるね」とか「今週は祝日もあるし、後半から冬休みなどがあるせいで仕事の密度を上げなければいけない。特に今日」なんて言い草は、僕のワーク・ライフ・バランスとクオリティ・オブ・ライフに悪い影響を与えるので、思っていても言葉にしないで欲しいものだ。

ある計測機器の感度について「ナーバスになる」と表現するところを、一貫して「ナイーブになる」と言っていた上司のせいで、その設備のマニュアルの改訂版で「ナーバス」が「ナイーブ」に書き換えられていた。納入業者さんが気を遣ったらしい。次回の改訂は僕が担当するので(現場の意見を取り入れたマニュアルにしたい!とのこと)、一括変換で「ナイーヴ」にしようと考えている。

冬至だというのに、特にそれらしい事をしていない。
今からシュトーレンを1切れ食べる。「ふじっこぱん」のシュトーレンは、本当に美味しい。「ふじっこぱん」といえば素朴さと滋味深さが持ち味だと思っているのだが、このシュトーレンには、それらに加えて洒落っ気がある。良いものを食べている、という感じがする。

シュトーレンは12月の忙しない日常における、小さな喜びだと思う。シュトーレンを知らなかった頃の自分は、12月に何を食べていたのだろうか。もう思い出せない。たぶん鯛焼きを食べていたのだろう。鯛焼きも美味しいと思う。