肩こりと、人生初の整形外科

肩こりが、相変わらず酷い。仕事の帰りに、整形外科医院に行った。
ずいぶん前から、病院には行こうと思っていた。でも定時に退社しても時間が間に合わなかったり、あるいは休診日だったのだ。今日ようやく、通勤路から少し離れたところにある医院に寄ることができた。

まあ、普通の個人病院だと思う。整形外科に行くのはたぶん生まれて初めてで、だから製薬会社が販促に配るマグネットが見慣れないものばかりだった。
そういえば、待合室に「メルクマニュアル」があった。日本語版と英語版。あんな厚い本、だれが読むのか。
メルクマニュアルの他は、例えば「骨粗鬆症を防ぐ食生活」や「腰痛になったら」といったパンフレットと、「JJ」の先月号、それにオレンジページの最新号が置いてあるだけ。とりあえずオレンジページを少し読んで(昔に比べて、いくぶんお洒落になっていた)、その後に「JJ」をちらりと見る。しかし「JJ」の「モテカワガール着こなし1週間」みたいな記事は、あまり面白くない。確かに、可愛いだけじゃない、知性や気品が嫌味なく漂うニットウェアの着こなしができたら素敵だとは思う。しかし僕には直接関係ないし、間接的にその知識を応用する場面も、たぶん無さそうだ。

ずいぶん長い時間待たされて(1時間20分)、診察とレントゲン撮影と、ちょっとした治療方針の話をして、今日はおしまい。骨や神経の異常では無さそうだから、とりあえず普通の痛み止めと湿布と抗炎症剤を処方して、様子を見ることになった。

「最初は無難な薬でね。駄目ならキツいのを試そう。でも今日は時間も遅いし(僕が最後の患者だった)、それにね、肩こりは逃げないからね」との事。
「肩こりは逃げない」のか、そうかそうか、と妙に感心してしまったけれど、後になって考えると、なかなか残酷な言葉である。医者の宣告としては、どう考えても軽い部類だが、それでもやっぱり、一時的にでも逃げたいのが本音だ。

そして貰った薬は、あんまり効かない。確かに無難なチョイスだと思う。そして肩こりは逃げも隠れもしない(してくれない)。
今からストレッチ体操を行い、その後に就寝する。