ぐりとぐらの切手

ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1))


仕事の帰りに郵便局に寄り、記念切手を購入した。
絵本「ぐりとぐら」の、冬を描いたもの。
1シートに10枚綴りで、820円。とりあえず2シートを買ったが、たぶん使わない、もし使ったとしても数枚だけであろう品にこれだけの出費は、無駄遣いかもしれない。手紙なんて、普段は書かない。82円切手なんて、さらに使う機会が無い。そもそも「ぐりとぐら」グッズを買う趣味は無い。

でもまあ、どこかのWebサイトで存在を知って、「これいいなあ。買うしかあるまい!」と決めたのだから、郵便局の窓口で「1シート820円です。何枚にしますか」と問われた際に、「1シート、いや2シートください」と言ってしまったのは仕方がないことだと思う。だって1シートだけならば、1枚使用しただけで歯抜け状態になる。最低でも2シートあれば安心。

コレクション趣味は全くないし、帰宅してすぐに切手用の引き出しに放り込んだから、いったい何の為の1640円なのかよくわからないが、しかしこれも日常の潤いと考えれば安いものだと思う。人生は簿記とは違う。

それに普段、それほど無駄遣いをしないほうなのだ。
甘いものには金銭を惜しまない方針だけれど、ギャンブルを趣味とする人に比べたら微々たるものだ。パチンコは大学生の時に1回だけ試してみて、1000円があっという間に消えたので「ああ、これは僕のための娯楽ではない」と、それから全くやっていない。それからもうずいぶんな歲月が経つが、今でもちょっとした(あまり意味の無さそうな)出費があると、「パチンコよりはまし」が個人的免罪符になっている。つまらない映画や本に出会っても、パチンコの事を考えると、少しだけ気分が楽になる。
付け加えるならば、甘いものは決して無駄ではない。僕を幸せにし、カロリーを補充し、肝脂肪の値を増やすことができる。

それはそうと、「ぐりとぐら」の切手は、なかなか良いものだと思う。大昔に購入したミッフィーの切手ほどではないにしろ、たぶん封筒に貼ったら、とても良い佇まいになるだろう。

そういえば、最近、姪が「ぐりとぐら」シリーズを愛読している。彼女にプレゼントしたら面白い気がしてきた。
まだ手紙を書く年齢では無いから、いささか高価なシールになるかもしれない。でもそれもまた良しとしたい。