ネコが来た

 帰宅したら、ベランダから猫の鳴き声が聞こえてきた。
 家の周りは、飼い猫も野良猫も少ない。庭に猫が来ることもほとんどない。なんだろうとベランダに行ってみたら、白くて小さな猫が待っていた。赤い首輪を着用している。
 猫はベランダに、セミの死骸を2匹並べていた。そしてこちらを見て「にゃあ」と鳴く。こういう場合は褒めてあげるべきなのだろう、と考え、とりあえず頭を撫でてあげた。最初はものすごく嬉しそうだったけれど、ずっと撫でていたら、突然に「もういいです」という感じで遠くに走っていってしまった。もしかすると、セミを報告する家や人を間違えていたのかもしれない。なんとなく、“我にかえった”という感じの豹変ぶりだった。

 今日からは、座学と並行して実技的な仕事も行う。なるほどわからん、という場面がとても多い。慣れれば良いのだろうが、それまでに大きな失敗をしてしまいそう。
 とても疲れたし、残業もした。みんな当たり前に残業をする職場らしい。困ったことである。

 

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